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【成功24】★重要な9ポイント ⑨誰に何ができるか?

自分の人生を切り開くために「もっとも重要な9つのポイント」 は、以下の通りです→
【1】批判しない 【2】100%自分で決める 【3】人と比べない 【4】変えられることだけ考える 【5】本質だけを見る 【6】笑うようにする 【7】自分に向き合う 【8】知性・品性・感性を磨く 【9】誰に何ができるか?


重要なポイント【9】 = 誰に何ができるか?


最後となる9つ目のポイントは、「誰に何ができるか?」を考えるということです。

2012年のことですが、もし私が最後に残すとすれば何か?と考えてお届けした、“ラストメッセージ” でも、この言葉を選びました。

これからの未来・・・それがどんな時代であっても生き抜く方法というのは、やはりこの一言に尽きます。

これは、お金があろうとなかろうと、また、お金というものの価値がなくなろうと、最後の最後に残る本質的な価値だからです。

私がお伝えした投資法によって、多くの人が何倍・何十倍とお金を増やしてきましたが、それでも、そんなトレードで稼ぐには「金融システムが成立している」ということが前提条件です。

私たちが生きている限りは大丈夫だと思いたいのですが、もしも次の世代以降の人たちがこれを読んでいた場合には、どうなっているかわかりません。

私のスタンスとしては、もちろん稼げるうちは稼げばいいとは思うのですが、究極的に考えて、それよりも大切なことは、「お金がなくても(資産や収入がなくなっても)生きていける自分になること」です。

そのためにどうすればいいかを考えた結果、本質的でわかりやすい表現をすれば、『誰かのリソースになればいい』ということになります。

だからこそ、昔から “あなたの価値” という言葉を繰り返してきたのですが、大震災以降は特に、その重要性が加速していると感じます。最終的に、お金を本質的な価値に変えていかなければいけないのです。

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誰かの助けになれる人(必要とされる人)であれば、その対価としてその相手から助けてもらえるので、それだけで生きていくことができます。

もちろん、「誰に何ができるか?」と言っても、ほとんどの人はそこまで大したことはできません。ですので、ここでは無理に大きなことを考えたり期待する必要はなく、“自分に合った範囲内の現実で” 考えればいいのです。

シンプルに考えて、「あなたと一緒にいることで喜んでくれる人」「あなたと一緒にいることでプラスになる人」を考えてみて下さい。

例えば、お年寄りの話し相手になるだけでも、それは1つの価値です。

別にお金がなかったとしても、家族や子供から愛されている人は、たくさんいます。目の前の人を「快」にして楽しませることができる人には、それだけで価値があるのです。

今後の日本経済を考えると、仕事面で不安を感じてしまう人もいるかもしれませんが、そもそも会社に価値提供して「会社側から必要とされる人間」になれば、仕事にも困らないはずです。

そのような人は、仮に今の会社がつぶれても、他に必要としてくれる人(会社)がまた現れるからです。

具体的には、与えられた仕事以上のプラスアルファを、普段から心がけていればいいのです。(=プラスアルファの付加価値ができる自分になる)

そうすれば、少なくともただ仕事をこなしているだけの人よりは、価値があることになります。自分が良ければそれでいい、というような人は消えますが、多くの価値を与えようとする人は、消えることがありません。

そして、これは観念を変えなければ気づかないかもしれませんが、「お金がなければ生きられない」というのも、1つの思い込みです。

お金がないのなら、お金(貨幣)の原点に戻って、「どうすれば人に価値を与えてその対価を得られるか」という、価値交換の原理原則を考えてみるのです。そして、自分が貢献できる場所を考えていけばいいのです。

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正直に言いますが、私自身は、これまでの人生で大したことはしてこなかったと思っています。

確かに、投資(トレード)でお金を稼ぐことはできましたが、それは単純なことを繰り返すだけのゲームで稼いだようなものです。

だから、それよりも何かの形で「自分の価値を人に提供して残したい」と、当時から考えていました。

「誰に何ができるか?」

この質問を問いかけた結果の、私なりの選択と行動が、ここまで続けてきた一連のメッセージなのです。

できる限り時間をかけて、自分の人生でやるべきことだと思って続けてきました。

そして、私が死ぬ時にどれだけ人の役に立てたか?と考えた場合に、決して多くの人でなくても、誰かに深く濃く影響を与えることができれば、それは “それは意義のある行動だった” と言えるのではないかと思います。

投資ルールでお話ししましたが、投資の場合でも、(途中経過に関係なく)最後の最後にプラスであれば、プラス収支だったことになります。

人生も同じで、“最終的に” 自分は何を残したか?
人生の価値が決まるのは、自分がこの世からいなくなる、最期の最期の瞬間ではないでしょうか。

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2012年にお届けしたこのラストメッセージ、「誰に何ができるか?」は私なりに深く考えて、たどり着いた言葉です。

ここまでのまとめとして、説明しておくと・・・

(1) できることにフォーカス

まずは、できないことではなく、できることだけにフォーカスしています。

人それぞれ、できることとできないことがありますが、自分にできないこと(苦手なこと)を考えても何も変わりません。たとえ小さなことであっても、自分にできることを考えることで、確実な変化が生まれます。

(2) 自分から何かを提供する

このキーワードの主体は「自分」であり、自分から他者に何かを提供しようという、意志が込められています。

これから先、他者に依存して与えてもらうことに期待することほど、危険なことはありません。

しかし、この言葉を意識していれば、少なくとも誰かに何かしてもらおうとは考えませんし、仮に何かしてもらうとしても、まずは何かを提供した上での適切な対価として受け取ることになります。

この言葉には、すべてのスタートとなる「自主性」が含まれているのです。

(3) できる範囲のことを考える

これが仮に「自分に何ができるか?」だけであれば、自分には何の才能もないし、何もできることなんてないと思う人もいることでしょう。

だからこそ、ここでは「誰に」という対象も加えています。

確かに、世の中全体に通用するほどのことは何もできなかったとしても、「誰に」という対象を絞れば、何か小さなことでもできることが思いつきます。

友人知人に対して、家族に対して、会社に対して、目の前の誰かに対して、何かできることはないか?喜んでもらえることはないか?

スキルがないのなら時間や体力でもいいですし、気持ちや行為でもいいですし、“ごく一部の誰か” に対してであれば、何かできると思うのです。

・・・このように、「誰に何ができるか?」だけを意識して、“自分から誰かに提供することさえ” 考えていれば、受け取ることにも困りません。

ずっと適切な対価を手にすることができますし、もし、もっとたくさん受け取りたいと思うなら、「誰(対象)」を広くするか「できること(価値)」を増やせばいいのです。

他の誰かができることや、機械でもできるようなことには価値がなくなる世の中だからこそ、“独自性” を基準にして考えなければいけません。

あなたにしかできないことを、小さな対象範囲から考えて、それを広げるようにして下さい。

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・・・さて、

どうすればお金が手に入るか?というように、金銭面だけで考えていれば制限や限界がやってきますが、「自分が誰かにできること」を考えれば、生きている限り、選択肢は限りなく広がっていきます。

つまり、お金という枠を外せば、“人の可能性は無限になる” のです。

私の10年間のメッセージの中でも、どうやって稼ぐかではなく「どうやって生きるのか?」という、本質的な部分ばかりフォーカスしてきました。

そして、この考えを理解できれば、世の中の多くの人が気にしているようなこと・・・これが正しいか間違っているか・この方法が良いか悪いかなんて、まったくどうでもいいことに思えてくるでしょう。

あなたがすることで誰かが喜んでくれて、それによって自分が幸せを感じることができれば、どんな問題も消え去って、あなたの人生は「一生涯、保証されたも同然」です。

本当の保証というのは、国や会社や誰かに期待することではなく、この一言を意識するだけで手に入るのです・・・

「誰に何ができるか?」

これは100年先でも無限に価値を生み出す(=受け取れる) 魔法のキーワードになります。

あなたの子供や孫にも、ぜひこのメッセージをお伝え下さい。

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