1分で学べる!!FXで積み立て

外資系金融機関でインターバンクディーラーとして6年勤務。現在はメディアを通して為替に関…

1分で学べる!!FXで積み立て

外資系金融機関でインターバンクディーラーとして6年勤務。現在はメディアを通して為替に関する情報発信を行っています。 正体明かすまであと2ヶ月。平日毎朝7時更新。

最近の記事

トレード記録の重要性

・振り返りが肝 トレードをする際、勝っても反省点があったり、逆に負けても適切なトレードができていたりします。また、相場は常にランダムに動いており1トレードごとに状況は違いますが、チャートパターン分析などに代表されるように似通った動きをすることは多々あり、このようなトレードを一つ一つ振り返ることは今後同じような状況に出会った時の対策としてはもちろんトレードスキルの向上のためには欠かせません。 検証についてもそうですが、各トレードの状況とともにその時自分が感じたことや取った行動も

    • リスクオフとリスクオン

      ・相場のトレンド 相場には上昇局面、下降局面、そして上昇、下降の力が拮抗している揉み合いとトレンドがありますが、トレンドはファンダ要因により変わったりテクニカルに反応して継続したりと実に様々な要因で変化します。市場に集う投資家の心理が値動きに反映されることも多々あり、リスクオン、リスクオフなど市場に向けた期待感がトレンドを動かします。 ・リスクオン、リスクオフ リスクオンとは将来的な値上がりが期待できる状況で、リスクを取ってでも対象に投資するといった積極的な心理状態が相場に

      • 大衆心理の考え方

        ・大衆心理とは 一般的に大衆心理とは、大勢が揃って同じ意見、方向に向かっている時に例えそれがどのような意見であろうとも一個人の考えではなくその意見に従い行動してしまう心理の事を言いますが、FXの値動きにもこの大衆心理が大きく影響しておりトレードに活かすことができます。例えば注文予約等ではキリのいい節目でのエントリーや決済が多くなっていたり、それを利用し決済の多くなるであろうポイントでのトレンド転換を予想し売買するといった活用ができるのです。 ・人間心理を活かす 他にもプロス

        • 為替介入とは

          ・為替介入とは 最近円安を受け度々日銀による為替介入報道が流れその度円高方向へ向かうといった事が何度かありましたが、為替介入とは市場の急激な変動を押さえ為替相場を安定させるために国が行う金融政策で、日本銀行が大量のドル売り、円買いをすることで急激な円安を防ぐ目的があります。 円安方向へ進めば日本から海外への輸出業が活発になったり外国人観光客の方が多くなるなどのメリットもありますが、逆に輸入業では円高時に比べ不利な取引をすることとなり、急激な為替変動は国内の様々な産業に影響を与

          ファンダメンタルの使い方

          ・ファンダメンタルズ分析 ファンダメンタルズ分析とは、各国の情勢など通貨の需要を左右する情報から今後の価格推移を予想しトレードに活かす分析方法です。 短期トレードでは細かい値動きを追う必要があるためテクニカル分析がメインとなりがちですが、数年〜数十年といった長期スパンでの取引をする場合はその国の今後の成長度合いなどファンダメンタルズ分析を取り入れているトレーダーも多くいます。 ・ファンダメンタルズ分析で重要な指標 GDP成長率や金利、雇用状態など、その国の経済状況を知る一つ

          ファンダメンタルの使い方

          pips計算をマスターする

          pipsとは FXには普段の生活では聞きなれない専門用語がたくさんあります。 FXトレードをするにはこれらの用語をしっかり理解しておく必要がありますが、その1つがpipsです。 pipsとは異なる通貨間で共通して使用する単位のことで、ドル、円、ユーロなど単位の違う通貨の変動を表す時、共通単位のpipsを使うとわかりやすくなります。 各通貨ペアでの違い クロス円通貨では1pips=1銭(0.01円)ですが、ドルストレート通貨の場合は0.0001ドルになります。 これは1万通貨

          様々なリスク

          FXのリスク FXは誰でも簡単に参入でき、少ない資金で大きな取引が可能なことから資産形成や収入源として始める方が増えています。金融商品ですから当然リスクはつきものですが、特にFXは高額の取引が可能なことからやり方によってはとてもハイリスクになり、そしてFXを始めるなら取引によるリスク以外にも気を付けなければならないことが多々あります。FXについてリスクの面をよく知っておくことは、資金を守るためにとても大事なことです。 取引リスク 取引によるリスクは皆さん知っての通りです

          プロスペクト理論

          FXと心理学 為替取引で結果を出すためにはトレードスキルと同じく資金管理とマインドの安定が必要となってきます。 トレードスキル、資金管理についてはある程度経験を積めば身についてきますが、マインドの安定、常に冷静に相場に向き合い適切な判断を下す事は初めのうちは中々難しいです。 初心者の方がよくする失敗にコツコツドカンなどがありますが、これらの失敗パターンは実は人間心理的と深く関係しています。 プロスペクト理論 プロスペクト理論とは簡単に説明すると、無条件で1万円が貰える状

          指標発表時の心構え

          経済指標 経済指標とはGDP成長率や失業率など、その国の経済状況を知る上で欠かせないバロメーターで、その結果は直接為替市場の値動きに直結します。 特に世界の主軸通貨であるアメリカドルの値動きに影響を与える雇用統計やFOMC関連の発表等は注目度が高く、発表時は相場が乱高下することもありその動きは予想が困難と言えます。 発表時のトレード 指標発表時は予想外の値動きをすることも多く発表前後でのトレードはリスクが大きいですが、指標の結果を予想し予め指値を入れておいたり、乱高下を

          監視通貨は絞った方が良い理由

          複数通貨のトレード トレードしたいと思った時、トレンドがはっきり出ておらず方向性が不明だったり、押し目、戻り目ポイントまで待った方が良い場合など常にトレードチャンスがあるわけではありません。そんな時の対処法として複数の通貨ペアを見てトレードチャンスを探すという方法があります。一見効率的なやり方のように思えますが、資金管理をしっかり行わなければ思わぬ損失に繋がります。 複数通貨トレードのメリット、デメリット 複数の通貨ペアで同時にトレードすることは、多くのトレードチャンス

          監視通貨は絞った方が良い理由

          トレード計画の方法

          トレード計画とは トレードする時には相場分析をしてからエントリー、決済のポイントを決めていきますが、トレードの一連の流れを決めることをトレード計画と言います。 トレード計画は取引の指針であり、これがしっかりしていないことには資金管理もままならずトレードで勝つことはできません。 ではトレード計画では具体的に何をすれば良いのかお話ししていきます。 環境認識 まず行うのは相場を俯瞰から見て状況を判断する環境認識です。デイトレードなどの短期トレードの場合でも長期のトレンドや抵抗

          決済パターン習得

          エントリー注文 FXは買い注文または売り注文を出し、そして決済をしますが、注文を出す時には現在の価格で手動によりポジションを持つ成り行き注文、現在価格より下がれば買い、上がれば売りという指定した価格になればポジション約定の予約ができる指値注文、指値注文とは逆に現在価格より上がれば買い、下がれば売る逆指値注文があります。 成り行き注文だけでは希望の価格でトレードするため常にチャートを見張っておく必要がありますが、指値、逆指値を使えばチャートが見られない時でもチャンスを逃すこと