指標発表時の心構え
経済指標
経済指標とはGDP成長率や失業率など、その国の経済状況を知る上で欠かせないバロメーターで、その結果は直接為替市場の値動きに直結します。
特に世界の主軸通貨であるアメリカドルの値動きに影響を与える雇用統計やFOMC関連の発表等は注目度が高く、発表時は相場が乱高下することもありその動きは予想が困難と言えます。
発表時のトレード
指標発表時は予想外の値動きをすることも多く発表前後でのトレードはリスクが大きいですが、指標の結果を予想し予め指値を入れておいたり、乱高下を利用してpipsを稼ぐ等指標発表を狙ってトレードする投資家も多くいます。
長期保有目的であれば指標による経済状況の分析から今後の方向性を考える材料になりますし、スキャルリングトレーダーにとっては値動きの激しくなる発表時はトレードチャンスです。
必ずしもリスクが大きいから指標発表時のトレードは避けた方がいいと言うわけではありません。
発表時はポジションを持つのが良いのか
では発表時トレードしても良いのか、それは資金管理ができるなら乗っても大丈夫であると言えます。
リスクは大きくともそれがきちんとコントロールできているのであれば問題ありません。
ただ、指標発表時以外にもトレードチャンスはありますし、わざわざ予想が困難な状況でのトレードをする必要があるかはよく考えてください。
ロットを下げる、反発を狙い指値をしておく等計画的にトレードするならまだしも、目の前で動く相場に興奮して飛び乗ってしまうのは大怪我の元です。
まとめ
指標発表時のトレードは資金管理の範囲内ならば問題はないですが、大切なのは他にもチャンスはある中で指標時のリスクを負ってトレードする意味はあるのか、そして資金管理を適切に行うことができるのかという点です。
トレーダーは全てが自己責任ですので、どこでトレードするかといった判断も含めて考察してください。
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