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一杯目のお酒、なに頼みますか?

以前お付き合いしていた女性に「この話、ブログとかに書いてよ」と言われたことをふと思い出した。別れてから早いもので数ヶ月。年々、時が加速しているような感覚に陥る。

まずは読んでるはずのない元カノに伝えたいことがある。悲しいかな、発信力のない僕が書いたところで世間に波風一つ起こせやしない。そして別にこの話をすることで特定の人を攻撃する気持ちもない。知っての通り、争うことが苦手だから。

この記事で僕が書きたいことは、自分のように単純でかつ鈍感な男性に向けて、少し配慮が足りてないかもしれないという話である。

職場や友人同士、合コン、なんだっていいのだが、複数人で飲む機会があると思う。僕は最近ないけど。

同性だけでなく異性もいる飲み会を前提に想像してほしい。「そこで女性が一杯目になにを頼んだら惹かれる?」というような質問を元カノにされた。僕はお酒が好きなので、一緒に飲める相手だと嬉しい気持ちもあり「店にもよるけどビールとかハイボールかな」と答えた気がする。

「あー、お前もか」と元カノは呆れたように返した。

僕は「??」という感じだったのだが、元カノによる「飲み会あざとい選手権(なんだそれは)」だと「ビール」を飲む女性はあざといらしい。ここからは完全なる個人(元カノ)の見解なので「へーそういう考えもあるんだねー」くらいのテンションで聞き流してほしい。ちなみに元カノはお酒が飲めない人だったことも念頭においていただけると幸いです。

「お酒が好きな男」にとって「お酒が飲める女」は好意的に映る。それを分かっていてあざとい女は一杯目にビールを頼む。お酒が苦手な女は場の空気を読んで「流石に一杯くらいはお酒を頼もう」という気持ちからカシオレを頼む。しかし男は「カシオレとか可愛いね」くらいにしか思わんし、酒が飲める女は「かまととぶりやがって」「カシオレ頼むくらいならソフトドリンクでも飲んでろ」って思うわけ。でも頑張ってカシオレ頼んでる女的には「あざとい」とか思われるのが癪なわけよ。本来はビール頼む女が「あざとい」わけで、そもそも男からの飲みに行こうって誘いに乗るやつは全員◯◯◯!!

最後のは暴言すぎたので伏せましたが…そんなことを愚痴られたことがありました。気分を害された方がいたら申し訳ございません。

でもその時、そんなこと気にしなくていいのでは、と僕は思ってしまった。だってこれだと「お酒を飲む女の人が悪い」みたいに聞こえる。別にお酒を飲むのはそれぞれの自由だと思う。(迷惑はかけないように。自戒の意味をこめて)

僕はお酒のおかげで楽しく過ごせてることもあるので、お酒には感謝すらしている。日本の居酒屋文化も大好きだ。居酒屋のつまみも美味しいものが多い。BARでお酒を通して知らない人と楽しく時間を共にするのも最高である。

ただ、飲めない人の立場も考えるべきだとは思う。特に男はお酒が飲める女の人をやたらと持て囃したりするのではなく、カシオレ頼んだ女の人に対して「無理してお酒を飲んでるのでは」と気付いてあげるべきなのではないかと。

お酒は高い。普通のドリンクに比べたら。「お酒がないと話もできないのか」と問われれば、僕は返す言葉もない。

「なぜお酒を飲むのか?」については自問自答する必要のあるテーマかもしれないと、これを書きながら思った。そして予想以上に薄っぺらい記事になってしまったことを元カノには謝りたい。読んでくれた人にも謝りたい。申し訳ございません。

それでは最後にお酒にまつわる曲を。某お酒のCMソングだったということで別に酒の曲でもないですが…安藤裕子で「のうぜんかつら」

元カノは元気にしてるかな…僕は元気っちゃ元気です。

この文章をお読みになられているということは、最後まで投稿内容に目を通してくださったのですね。ありがとうございます。これからも頑張って投稿します。今後とも、あなたの心のヒモ「ファジーネーブル」をどうぞよろしくお願いします。