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【語学】初めての海外ステイを振り返ってみた

自分のルーツを思い出したくて、初めて海外へ行った時のことを
振り返ってみました。
これから英語を学びたい方、今勉強中の方の励みに
なったら嬉しいです。 また、15年くらい前に学生だった方は
同世代でちょっと懐かしい気持ちになってもらえるかも。


私は今までオーストラリア、アメリカ、上海、バリ、
スリランカ、マレーシア、タイに行ったことがある。

初めての海外は今から14年前。
高校1年生の春休み前に学校主催で
確か12日間ぐらいの語学研修というものがあり
参加させてもらうことができた。

滞在したのは10日間ほど。
オーストラリアのシドニーから250kmのところに
位置するオレンジ市という小さな街。

ドキドキの空港と飛行機

私にとってこれは初めての海外どころか、
初めての空港!初めての飛行機!
そう、大冒険!

もちろんドキドキしていて、成田空港で貴重品のバッグを
椅子に置いたまま合流した友達とキャッキャしていた私。
見送りに来てくれた母に呼ばれて

「ちょっと浮かれすぎ。」

と真顔で言われて少しテンションが落ちたのを
今でも鮮明に覚えている。
でも、その一言のおかげで、
今まで貴重品を無くさずにやってこれた。

お母さん、この場を借りてありがとう。

飛行機はキャンセルが出たとかで、私はビジネスクラスに乗れた。
そう、私の飛行機デビューはビジネスで
「そんなラッキーなことはない。」とみんなに言われたけど、
その時の私は何がラッキーなのかも分からなかった。

でも今ならわかる。
それ以来、ビジネスに乗ったことはないからだ。

隣の席だった飛行機ベテランのユキちゃんのおかげで、
ドキドキしながらも快適な空の旅を送ることができた。
数年後に私たちはアメリカ、オーストラリア(2回目)、上海で
同じ時間を過ごすことになるとはこの時は思わなかった。

シドニーの空港に着いた時の香水が混ざったような
「外国の匂い」の感動を忘れたくない。

テストの点数は良くてもHow are you?に答えられなかった。

細かいことは覚えていないけど、現地の姉妹校に着いて
みんなホストファミリーのお迎えを待っていた。
ドキドキしながら待っていると、私だけ学生の家ではなく、
30代前半くらいの女性教師、Dさんの家だった!

Dは背が高くて、肩くらいまでのカーリーヘアが印象的。

ディズニーチャンネルのドラマを見まくっていた私は
海外ティーンのことが知りたすぎて、
「えーー!キッズいないのーー!」と思ったけど、
Dは明るいお姉さんのように接してくれて
結果的にだいぶ快適に暮らせたように思う。笑 

車に乗って、家に帰る道中にスーパーに寄ってくれた。
そこのレジが若い学生バイトみたいな女の子で、
たぶんDが「この子(私)は日本から来たんだよー!」
みたいなことを言ってくれたんだよね。
小柄のローカルギャルはレジを打ちながら
「調子どう?」って聞いてくれたけど
あたふたしながら「Yes」って答えた。笑
学校の科目で英語は得意な方だったけど、
テンパって何も言えない自分にびっくりした。

家に着いてすぐ、固定電話を借りて実家に電話させてもらった。
とりあえず携帯はあるけど当時はLINEなんてなかった。
もちろん長くは話せないので
「無事についたよ。ホストファミリーはやさしそうだよ。」
「無事に着いてよかった。楽しんでね。」
ぐらいしか話してないと思う。
10年ぐらい前の話なのに、SNSの発展が凄くて
なんだか大昔の話をしているみたいだ。

ちなみにDは子供たちに日本語を教えていて、
一緒に住んでいる妹も少し日本がわかるという
サプライズ付き。
長身ベリーショートで、デニムが似合う
あんなにかっこいい女性を初めて見た。

ホームステイ先に着くまでにこんなに書くことがあって
自分の記憶にびっくりしている。
むしろここがハイライトだったのかも。

小ネタは今でも沢山覚えている

映画館に連れて行ってもらったけど、
英語がわからなくて寝てしまったり

ホームステイの後半にはホストファミリーの
元フィアンセが時々泊まりに来ていて、
ちょっと居心地の悪さを感じたり

学校の体育館のダンスパーティーが
憧れのドラマの中に入ったみたいで、
マイリーサイラスのParty in The U.S.A が流れて
ぶち上がったり(時代)


古着屋に行きたいって話したら、
近くの小さいリサイクルショップに連れて行ってくれた。
さすがに派手すぎると思ったハートの柄のキャミソールを
Dに勧められてなんとなく断れず、
4ドルだったから旅の思い出に買ったり。

英語で上手に伝えられないもどかしさと
会話の中にwanna be able to って上手く使えて
「今の英語はperfectだよ!」って
Dに凄く褒めてもらえた記憶がめっちゃある。

振り返ってみて思ったこと

書きながら色々思い出して、ニヤニヤしてる。

英語を使って通じた喜びは今でも忘れられないし、
辛抱強く、沢山接してくれたお陰で
もっともっと英語を頑張ろうって思えた。

そして今、私は当時のDの年齢に近くなっていて
彼女と同じく日本語を教える仕事をしていると思うと
ちょっと凄くない?

ほんとうに、全ては繋がっている。

最後に、
今も英語を学ぶ身として思うのは
もし勉強がしんどくても
言葉が伝わらなくても
絶対絶対この先に繋がるから諦めないで。

私も英語のレベルはまだまだ。
聞き取れないことだって沢山ある。

でも、伝わった時の喜びや
伝わらなかった時の悔しさ

その経験はあなたを優しく、
強くしてくれることを
知っています。

すぐにできなくても、
1つできたことを褒めて
一緒に頑張りましょうね〜!

Love♡



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