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転勤費用は自腹で!?まだ続くパワハラ上司の嫌がらせ①

こんにちは、ふわりです。上司からのパワハラが原因でうつ病になり、仕事を1ヶ月休職した旦那。パワハラ上司からの提案で他の支店に転勤できることになったのですが、その転勤をめぐってもパワハラ上司からの攻撃は止みませんでした。

前回の記事はコチラ!

引っ越し費用は会社で負担してくれない?家賃補助も出ない?

旦那は「転勤できるまでは今の職場で頑張るよ」と1ヶ月間の休職期間を終え、何とか仕事に復帰しました。

そして復帰してから2週間くらいしたある日、仕事中の旦那から私に電話がありました。

旦那:「希望してた支店に転勤が決まった。8日後にはそっちの支店に行かないといけない。日程かなり急で申し訳ないんだけど、市役所とかライフライン関係の手続きはふわりお願いね。」

でも、その話には続きがありました。なんと、パワハラ上司からとんでもない条件を突き付けられたそうです。その条件というのが・・・

パワハラ上司:「自分の希望通りに転勤させてやるんだから、会社から引っ越し費用とか家賃補助とか出るわけないって分かってるよな?」

えっ!!!!!!? 引っ越し費用自腹なのっ?????? 私は一瞬頭の中が真っ白になりました。

会社と話し合う気力を失った旦那

もう、このパワハラ上司の性格の悪さと言ったら・・・。
(異動を勧めてきてくれたのはそっちだよね!?もし、補助出さないつもりの転勤だったら、最初にその条件を言ってくるべきなのでは??うつ病になって休職して、転勤したいのも全部あんたのせいなのに!)と私は怒りが込み上げてきました。

でも、それを言われた旦那は「もう自費で行くしかない。もう会社と余計な話し合いしたくないし・・・そう言ってる時間もないし・・・」とすっかり意気消沈。新しい支店へ出勤しなくてはいけない日まで8日間しかなかったので、確かにゴタゴタ言ってないで引越ししなきゃと切羽も詰まっていました。

でも、引越し費用、新しい部屋の敷金・礼金、今より家賃の相場が高い都市への転勤。そんな費用面でのリスクを抱えてまで、今の会社にしがみつく必要があるのか?引っ越してからも毎月お金がもつのか?モヤモヤっとしました。

労働基準監督署に相談する

旦那が自分で転勤をしたいと希望したのは紛れもない事実です。でも、パワハラが原因で仕事を休職することになった旦那に、「休職する事になったのは私(パワハラ上司)のせい?転勤したら出勤できるようになる?」と提案してきたのはパワハラ上司。どういう理由で異動できるように社内稟議を通してくれたのかはわかりませんが、会社が辞令を出して会社都合での転勤のていのはずなのに、やっぱり私は納得がいきませんでした。

「こういう理不尽に思える会社からの条件ってのまなきゃいけないのかな?」と疑問に思い、思い切って私は労働基準監督署に相談をする事にしました。

労働基準監督署の担当の方に、「働いている本人ではなく、妻なんですけど夫の会社の事で相談してもいいですか?」と電話をしてみると、「それでも大丈夫ですよ。」と親身に話を聞いてくださいました。

私は、事の経緯をすべて労働基準監督署の担当の方にお話ししました。

労働基準監督署からの回答

「まずは、会社の規定がどうなっているかによります。ある程度大きな会社であれば引越し費用などが書かれている規定があるはずですので、それを見てください。そこに、転勤の費用を会社が負担する事が書いてあれば、まずは自分自身でその上司に規定通り出して下さいと話てください。それでも会社が規定通りにしないと言ってきたら、またこちらに相談してください。それからでないと会社に指導にはいる事はできません。」

「ただ、指導はできるのですが、強制的にさせる事ができるわけではありません。」

との回答でした。要は、

①会社の規定がどうなっているか規約を確認
②自分で「規定通りにしてください」と会社側に伝える
③それでも応じてもらえない場合、労基が会社に指導してくれる

という事のようです。でも、規定を確認したところで旦那が会社側に言える精神力があるとはとても思えませんでした。私は、やはり会社側の理不尽な条件をのまないといけないのかと落胆しました。

本社の人事担当に直接確認する

一旦那には一応、労働基準監督署に相談した内容と回答を電話で伝えました。すると旦那は、「そうだよね。やっぱりこんな条件変だよね。」「他の社員で、親の介護のために地元に帰りたいと希望出して自腹で引越しして帰ってきたって人いたから、俺も自分の希望っちゃ希望だから自腹じゃないといけないのかなって勝手に思ってたけど。」「今、引越しに関する規約探してみる!」と言って、すぐに規約を探してくれました。

この時、弱気になっていた旦那が少ししっかりした旦那に戻って来ているのを感じました。私も知恵を絞らなきゃ!!と必死でした。

***

規定はきちんとありました。でも、何か他に自腹ではいけない理由があるのかもしれない。パワハラ上司に規約を突き付けても、突っぱねられないようにしなくてはいけません。

そこで私は、「本社で、そういう引越しの費用の件とかわかるのって人事部?総務部?わからないけと、本社の担当に直接聞いて裏とってみなよ!」と旦那に提案しました。パワハラ上司が守られている会社なので、本社のどこに内通者がいるのかは全然分からなかったので、直接本社に連絡するのはかなりの賭けではありましたが、旦那は勇気をもって本社に連絡をしてくれました。

人事部からの回答

旦那が本社の人事部に確認して返ってきた回答はこうでした。

「通常は規定通り費用が出るはず。しかし、そこはそれぞれの支店に任せています。」

その回答により、引越し費用は出さないと言っているのはそのパワハラ上司の独断という事が判明したのです。やはり、戦うべき相手は会社ではなくそのパワハラ上司でした。

パワハラ上司へ勇気をもって直訴

最初は「言われた通りにするしかない」と弱気になっていた旦那ですが、人事からの回答も聞いた上で「家族を守る為に、言わなきゃいけない所は言わないと」と思ってくれたようで、パワハラ上司に立ち向かって行きました。


「引越しに関わる費用ですが、規定通りに会社側で出して下さい!」


パワハラ上司は、苛立っているようでしたが、すんなりと承諾してくれたようです。引越し費用も、敷金・礼金、月々の家賃補助もきちんと会社が出してくれることになったのです。

あとは急ピッチで部屋探し・荷造り・転出手続きに専念できるー!。やっと順調に事を進められるー!と思ったのも束の間。私が引越し準備に追われる中、旦那はまた他の条件をパワハラ上司から突き付けられていたのでした。(続く)

・・・

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次回も皆さんのお越しをお待ちしております。 written by ふわり

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