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fuwari
2023年1月12日 22:17
あとどれくらいこの道は続いているのだろう私はいま生きているそうしてそれが永遠ではないことも生まれた瞬間から約束されている向こうの見届け人が遥か遠くに霞んでいた頃はとうに過ぎていつの間にか周囲のあちらこちらでその足音が聞こえてきたこの先あとどれくらい季節をめぐるのだろう冬の木漏れ日に天使と堕天使がはしゃいでいた人生の最終地点を歩くその背中は何を想う
2022年12月9日 21:36
また冬がやってきたあっという間に日が暮れていくその様は人生の短さをそっと忍ばせているようで時の贈り物は深淵だ未来への眼差しも季節ごと年を追うごとに暗転を変えて行く何ともなしに眺めた街の光景に心が揺さぶられたまらなく愛おしくそれでいて相変わらずつまらないことで右往左往して気が付けば去年の暮れとそれほど変わらない重たい荷物を抱えていたもうすぐ雪が降る