【初起業】代表としてバリュー&クレドを考えてみた
弊社のバリューとクレド(仮)はこんな感じ。
自由に、柔軟に
短所と長所を把握し、補い合い、高め合う
常に思考する
一つずつ、わたしたちの考え方、というより代表のわたしの考え方を伝えてみようと思う。
自由に、柔軟に
自由でいること
わたしは昔から、縛られることがそれはそれは嫌いで、常に自由でいたいし、自由に自分らしく生きていることを受け入れてほしいし、自由でなければ死んだ方がマシだとまで思っていた。
だけどある時、お父さんに「自由でいるためには一定の制約は必要」と言われ、本当にその通りだと心に響いたのを覚えている。
人は一人で生きていくことはできず、常にどこかしらの社会や人間と関わりながら生きているのだ。ということは、ただただ自由に舞っているだけではなく、自分に制約を課してその場に踏みとどまる、ということも必要。
それなのに何故クレドに「自由」を取り入れたのか?
それはわたしが、自分が自由でいることも大切だけど、周りの人たちが自由でいられる環境をつくることも大切にしているから。そして、自由でいられればいられるだけ、アイデアや発想力を活かして楽しいクリエイティブ制作ができると思ったから。
柔軟さとは
自由に対する制約とは何か?を考えていて、出てきた答えが「柔軟さ」だった。
制約という言葉と結びづらいかもしれない。
人や社会と関わらざるを得ない人間といういう生き物にとってはコミュニケーションが必要というのは誰もが納得するところだと思うが、このコミュニケーションを円滑にするために「柔軟さ」が必要になってくるのではと思う。
時に自分を主張し、時に相手の主張を受け入れる、コミュニケーションはそうやって成り立つので、その場や状況、相手に合わせて柔軟に自分の意見や考え方、手法を変える柔軟さが重要になってくる。
そんな、自分と人の自由を尊重し、柔軟に環境や状況に合わせることができる人でいたい、そんな人と仕事がしたい、という思いがこの「自由に、柔軟に」というクレドに込められています。
短所と長所を把握し、補い合い、高め合う
わたしは昔から「誰でもできる普通のことがなぜできないのか」と言われてきた。
それは例えば、小学校の連絡プリントを親に渡すことだったり、課題を提出することだったり、毎日学校に通うことだったり。
物忘れが酷い、と言うエピソードだと
スマホを家の中で1日に3回なくす。
玄関に置いていたゴミ袋をスルーして外出する。
母親に持たされたお弁当をなぜかエアコンの室外機の上に置いて忘れる。
などなど。話題が尽きません。
これらは全て、わたしの短所ですが、人から指摘されるたびに、
「わたしにできる〇〇があなたにはできないのに、あなたにできる普通のことがわたしにはできない、ということと何が違うのだろう。」
と思っていた。
とはいえ、マジョリティとマイノリティというのは判断軸として重要なので、多くの人ができる普通のことができない、ということは指摘されて当然だ。
だがしかし、できないものはできないのです。
短所と長所を把握すること
自分の短所が「普通でない」と言われることが多かったこともあり、自分に苦手なことを「できないといけない」と言われ続けていた。
それはわたしにとって非常に苦痛だったし、自分の長所を伸ばす上で障害になった。
そこで、前職でマネジメントを経験した際に、ひとつみんなに大事にしてほしいこととして、これを挙げることになった。
長所は必ずあるし、短所も必ずある。自分にできないことは得意な人にお願いしたり教えてもらったりして、自分にできることは積極的に伸ばして得意なことにして、人に頼られたり教えたりできるようになってほしい。
そのためにはまず、自分と周りの人の長所短所、得意不得意を把握することが大切。
補い合い、高め合う
自分の苦手なこと、嫌いなことは少しの努力をして少しずつ改善されればそれだけで価値のあること。
得意なことや好きなことはどんどん研鑽し成長していって、価値を大きくしていけばいい。
ただ、それは一人では成せない。周りの人と協力することで可能になる。
自分の足りない部分を補ってもらい、人の足りない部分を補うことで、自分も人も得意や好きを伸ばしていくことができる。
そんな考えで、この「短所と長所を把握し、補い合い、高め合う」ということを人と働く上で一番大切にしてほしい、と思っています。
短所が先に来ているのは、自分ができないことを受け入れて、助けてもらうことに対する感謝を常に持っていてほしいから。
常に思考する
これは、わたしが生きている中で一番大切にしていること。
これまでの2つのクレドを成すためにも、思考することが必ず必要になってくる。
自由とは何か、柔軟に対応するために何をするべきか。
自分には何ができて何ができないのか、この人は何ができて何ができないのか。与えてもらえるもの、与えられるものは何か。
相手が何を必要としていて、本当に必要なものは何か。
どんな性格の人で、どんな伝え方をするといいのか。
どんな価値を提供できるのか。
常に自分のことを俯瞰し客観的に見返し、人のことを見て必要としているものを提供する。
それは、一緒に働くメンバーとの関係でも、クライアントさんとの関係でもとても大事なことで、トラブルの回避になったり、より良い関係構築やより良いものづくりに繋がってくる。
自分の大切にしているものを大切にしてもらって、人の大切にしているものも大切にする
わたしの人生や社会人としての経験からつくったバリューとクレドですが、同じように大切にしてくれるメンバーと一緒に働けることは何より自分の力になっている。
わたしも、一緒に働くメンバーやクライアントさんの大切にしているものを、自分のもののように、一緒に大切にしていくために、常に考え、常に成長しながらこれからもこの会社を続けていけるようにしていきます。
そんな決意表明とともに、一緒に働いてくれる人や一緒にものづくりをしていく企業さんを募集しています!
これからも、何とぞfūunとわたしたちfūunメンバーをよろしくお願いします。
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