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HA-FX101/Mをいくつも所有している話

JVCの重低音イヤホン

2020年、ぼくが音関係で買ってよかったと思うものはJVCのイヤホンです。

初めて買ったのは正確に言えば2019年……遡れば2018年にも及んでしまう気がしますが、逆に言えば毎年その所有数を増やしているほど自分の生活シーンに適しているという証左足り得るのではないでしょうか。

ぼくが手にした商品は以下。というか以下のいずれかです。

公式サイトでもカテゴリ分けされる際に、重低音という属性が付随されていますね。その通り、当時のぼくはベース音源を大きく聴くことにしか興味がなかったのでしょう。

逆にBluetooth 重低音 ハイレゾ スポーツ ノイズキャンセリング キッズ向け とまでにイヤホンが分類されるということに驚きました。確かにそれぞれ必要な状況に適したものしか買うわけにはいかないというラインナップだと思えますが……

スポーツ はとにかく振り落ちないことがテーマなのでしょう。ぼくは走りながらイヤホンが出来ないタイプでして利用することはないのですが。

話がそれましたが、大抵、家電屋JVCコーナーには上記のいずれかが配置されており、あまり見分けはつきません。

プラグ部分で見分けがつきますが、いずれの形状もぼくは持っているため、恐らく当時はどちらも同じ商品と認識して買った……のだろうと思います。

パッケージがごつい

買うに至った最大の理由ですが、そのパッケージです。

上記リンク(リンクを踏んでもぼくには一円も入りませんのでご安心いただければと思います)を見てもらうと解りますが、パッケージがいかつい感じです。

重低音ファンの耳を満足させるのはこのアイテムだと言わんばかりです。

逆にここまでしておいて大した重低音が響かないのであれば、返金も辞さないという感じ。JVCがそこまでガチ目のカスタマーサービスをしているかどうかは定かでは有りません。

とにかくぼくの中ではハードロック・メタルというようなシーンを愛好する方々に合わせたパッケージのように感じました。またぼくは同ジャンルについて、極めて重低音を尊重する傾向にあるとも思っており、「そういったリスナー」を納得させるための売り方でブランドイメージを固めているようにさえ思えたため買いました。

おしとやかにクラシックを聴きたいリスナーのことなど微塵も考えていないパッケージです。言うなれば潜在顧客を一部切り捨てている。ある意味でその機会損失を厭わない潔さは信頼足り得るのではないでしょうか。

色のバリエーション

ぼくは確か白、黒、緑という好きな色―――――好きというよりは嫌いではない色。赤だと短気になりそう、とか青だと気が滅入ってるときにそのイヤホンからバラードが流れてきたら余計に気が滅入りそう、というような半ば宗教的な感覚に近い気がします―――――を選び、買いました。

色にバリエーションがあるのはHA-FX101Mであるため、多くはこちらを選んだのではないだろうかと今うっすら思っています。

近い条件で言えばHA-FX11Xも当てはまりそうですが、専用ハードキャリングケースおよび1.2m Y型コード+長さを調節できるコードキーパーを所有した記憶がないため違いそうです。こちらも良い商品なのだと思います。恐らく雰囲気的に上位互換であるため。

音質

買ってよかった理由のひとつである、価格帯が低位置であることも魅力。確か2000~3000前後じゃなかったでしょうか。だからこそ、職の業の場専用とか自分の部屋用とか、PC用とか色々買ってしまおうと思えたわけです。

現場では人の出入りが多く、また会議や受電の音も半永久的に鳴り響いているため、耳穴を全て塞いでしまえるタイプのイヤホンがぼくには必要でした。

ただそのようにすっぽり音を遮断できてしまうため、移動時に使うべきでは無いように思います。インナーイヤー形態により周りに音を垂れ流さないことは良いことですが、不特定多数が存在する場所で周囲の音に気づけないということは自らいくつものアドバンテージを捨てるということでもあり、あくまでぼく個人の主観ですが危険な行為だと思うため移動時に使用することを薦められはしません。

それほど周囲の音を遮断する効果があるという証明にもなるでしょうが、とにかく歩く時には薦められません。

JVCについて

ぼくは知らなかったのですが、このnoteを書くにあたって知っておくべきかと思いJVCがケンウッドなのかどうか調べました。

なぜぼくが予めJVCとケンウッドの関係性を知識に入れていたのか不明です。確か売り場でケンウッドと書かれたコーナーにJVCが置いてあったため、系列なのかなと思ったように感じます。

米ビクターの日本向け法人の略称がそのままJVCである様子。

海外向けブランドとして「JVC」を導入。JVCは、日本ビクター株式会社の直訳である「Japan Victor Company」の頭文字をとったもの。

そしていつの間にか2011年にケンウッドが吸収されたようです。

ぼくはきっとKENWOODのあたたかそうな樹木で出来ている感じに惹かれたのでしょう。意味を解っていないのに字面だけで判断している感じですね。

割と簡素に済ませようとしたのですが2100字オーバーしてしまいました。普段遣いしているだけに、気づくことも潜在的に多かったのでしょう。

お読みくださり有難うございました。



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