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冷房病賛歌

2週間と空けずに冷房病が発動する。もはや爆笑の湖である。ヘッダ画像をお借りしています。

バーチャル体温計をバーチャル脇に挟んでバーチャル体温を見ると38だった。

ぼくは新型コロナウイルスにならないのにこうもあっさり冷房病になる。

しかも冷気がない部屋で3時間ぐらい昼寝夕寝した後、さらにしかもバーチャル道路を全力疾走してバーチャル筋帯をいらんほど目覚めさせた上でこれであり、我が身の不明を案じる。

しかしそれでもぼくらは冷房を消すわけにはいかない。消したら最期身体中の蛋白質が変質して死んでしまうからだ……

冷気のない部屋で寝ていたぼくが言うことではないかも知れないが、やれ電気代、やれ身体に悪い、と冷房を使わない奴から死んでいく。

一方高齢者が熱中で死んでしまうのは、暑さに気がつく器官がやられてしまっているかららしい。そんなもの例の家族の安否を把握する給湯器でも防げないし、タブレットに曜日感覚とかやることを忘れないようにしてあげる新興の作ったアプリでも何の防ぎもできない。

またぼくは腹が減らなくて笑う。起きてすぐプロテイン……身体動かすかも知んないからバームクーヘン……珈琲……終わりというレベルであり、ガチで腹が減らないんだからしょうがない……

あまりに暑くてスーパーカップのミントを開けてしまう。春だったら半分だけ包丁で切って皿にあげて食ってたのに、1個消費しないとこれが足りない。

しかも発熱してこそだろ、って具合にまた消費する。((꜆꜄•̀ω•́)꜆꜄꜆スルスル

発熱の前は抹茶を食っていたのにだ……

発熱においてはコロナのワクチンの副作用対策に買ったバーチャル子供用冷えピタが効く。実に1年越しの出動である。むしろ1年前はさっぱり使っていないのではないか。

流石にロキソプロフェンまでは使えなかった。アセトアミノフェンだったか忘れた。ぼくたちはどう解熱するのか。それはたらこスパを食いながら新聞を読みながら足湯することで実現する。

あまりに脈絡のない文になってしまった。頭の痛さやこわばりから考えて、葛根湯が唯一効くケースかも知れなかった。

喉が全く問題ないので(どうしてだ)甘草湯や銀翹散の出る幕はない。それでもなにか貰ってしまったかと思い板藍飴を食ってしまった。その後一気に発熱した。

周りでこの時期に身体を壊す人々は真っ先に喉をやっている……ぼくは周りにいた新型コロナウイルスにかかった2人以上と話しても何も起こらなかった。あるいは何週間もかけて今ぼくに発現しているのだろうか。咳は未だにひとつも出ないのに。


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中村風景
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