子どもの心の回復に大人ができること
こんにちは。 fuu room 心理セラピスト okumura hisami です。
子育てをするなかで、子どもが傷ついてしまったとき、苦しんでいるとき、子どもを見ている親も辛いものです。
親として、「子どもにどう接したらよいのか」「なんて声をかけてあげたらいいのか」そんなご相談を受けることも増えてきました。
一緒に考えてみたいと思って、本を読みつつ、私なりに伝えたいことを書いてみました。(参考文献「子どものトラウマ・セラピー」ピーター・ラヴィーン、マギー・クライン著、浅井咲子))
人生のなかで、心傷つくことなく生きていくということはあり得ません。誰もが、傷ついても回復し、また力強く優しく生きる力を持っています。体だって、たくさん転んだり、たくさん風邪をひいたりしながら強い体になっていきます。
まずは、心も体も回復する力が必ず備わっていることを知っておきましょう。
子どもが心の傷を抱えているとき。
その子が感じている強くて苦しい感情が出てくることは、自然なことであるということ。
そして、その強い感情のエネルギーも永遠には続かないものであるということ。
また、再び自分自身に戻っていくことができること。
を大人自身が理解していることが大切です。
大人の自信のある落ち着いた態度の中で、「ありのままでいい」というメッセージが内側から子どもに伝わり、子どもは安心して自分の感情や思い体の感覚に気づいていくことができます。気づいていけるところから回復が始まっていきます。
子どもの回復の過程を忍耐強く待つ。良い方向に向かっているために必要なことが起きている。そこに自信をもってそばにいること。不快な感情から気をそらさせるのではなく、乗り越えさせるのでもなく、子どものリズムを尊重して、大人がそれに耐えること。
書くのは簡単ですが、とても難しいことですよね。。
しかし、大人が動揺してしまうと、子どもは親を不安にさせないように自分を抑えなければとなってしまいます。
子を支えるなら、まず親が安心安全の場所に立つ必要があります。
ショックを受けた子を見て、親も我を忘れてしまような場合、自分に戻る方法としては、自分の体を感じることは有効です。足がどのように地面についているか、地面にしっかりサポートされている感覚を感じてみたり、深呼吸をするなど一旦落ち着き、子どもに元来備わった回復力があることを確かめましょう。
また、自分には子どもを支えられないのではないか、と心配や不安に駆られてしまう場合は、大人が未解決のトラウマを持っている可能性もあります。遠回りのようですが、大人が自分のトラウマをケアしてくことは、子どもの回復にも大きな影響を与えていると考えています。
大人の自信と安心に見守られる中で、子ども自身の力で心の回復できたなら、その経験は自信となり、強く優しく、しなやかな力を身につけていくことができるでしょう。
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