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ロシア終了のお知らせ -ロシアによるウクライナ侵略 ロシアの国力限界を衛星画像から解析する(2022/10/09) -

ロシア国力終了、のお知らせです。

2022/02/24のウクライナ戦争開戦後、いつ、ロシアは国力限界点を迎えたのか、衛星データから検証しています。

結論:

9月19日にロシア国力が尽きました、というお知らせになります。そもそも6月以降、ロシアは国力を急速に落としていました。

ここでは、衛星データで詳しく見ていきます。

はじめに

前回は、失速寸前のロシアでした。

今回は、ロシア国力終了の様子を衛星データ解析から探ります。

(1)夜間光

一番正確に分析出る夜間光 2022/10/05 夜間光@モスクワです。

NASA 2022/10/05 夜間光@モスクワ


NASA 2021/10/05 夜間光@モスクワ


NASA 2021- 2022 夜間光@モスクワ 差分画像

2021 と 2022 年の同日(10/5) 夜間光 差分画像です。
グリーンが、活性化している都市。つまり、戦争遂行のため補給路として動いている都市です。一方、グリーンが霞んでいる場所が衰退している場所です。
問題は、ロシア=モスクワ 本体そのものが衰退している、ということです。

詳しく見ると、サンクトペテルブルグ港(左上) ー モスクワ間(中央)、つまりロシアの生命線そのものが衰退していることがはっきり出ています。

(2)物流量

モスクワ NOX量から算出した年間物流量(詳細)


2021年も、例年通りよりはるかに落ちた活動量でしたが、今年は9月19日以降急速に落ちています。回復する様子がありません。
(ほぼ、例年値=青い線 に沿って動きます。2021年は軍隊の動員をかけた様子が出ています)

つまり、ロシアの国力が尽きたのは9月19日となります。
9月19日以降のロシアの動き。

9月21日 プーチン大統領 部分的動員発令

9月27日 ロシアへの編入を問う住民投票が27日 終了


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