1週間で100note チャレンジ 海上汚染のリアルタイム可視化(2021/04/16)
海上汚染の現状を、硝酸塩汚染の状況(とくに太平洋全域)を通じてリアルタイム可視化
【要約/まえがき】
先日、ラジオ関西の番組で、最近の海に起こっている変化がテーマに取り上げられました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c3df4784c5c366b6e7e49faedea1dda8b60eabed
内容としては、「地球温暖化が進み、世界的に危機意識が高まるものの、ここ10年から20年くらいは温暖化が停滞しているように見える。しかし、温暖化の原因となる温室効果気体、二酸化炭素などは増え続けているので、温暖化が止まって逆に寒冷化が進むという要素は見当たらない。ではその温室効果をもたらす『熱』はどこに行っているのか……、答えは海なんです」というものです。
私はオープン・ソース・インテリジェンス(open source intelligence 以後OSINT)という、衛星画像などの一般に公開され利用可能な情報をもとに分析する手法を使って、中国との商取引を10年以上行っています。この情勢下ではOSINTはたいへん有用なツールです。この #OSINTを 一般にひろく知ってもらいたい、と考えて執筆しています。
ここでは、海上汚染のリアルタイム可視化、具体的には、硝酸塩汚染状況を可視化しています。赤色:以下2種を組み合わせています。
NASA@OMI Nitrogen Dioxide (NO2) (2021/04/13)
二酸化窒素(NO2)を測定。具体的には、二酸化窒素(NO2)対流圏パラメーター(分子/ cm2)で測定された全NO2対流圏成分を表示します。二酸化窒素は、オゾン化学で重要な役割を果たす成層圏と、オゾン生成の前駆体である対流圏の両方で重要な化学種です。
NASA@Sulfur Dioxide Brightness (2021/04/13)
二酸化硫黄(SO2)を測定。具体的にはSulfur dioxide (SO2) brightness temperature(二酸化硫黄(SO2)の輝度)温度差を表示しています。この2つのAIRSチャネルは、報告された輝度温度値を差し引くことによって計算しています。二酸化硫黄(SO2)は、火山噴火からも放出される可能性があります。
なにが言いたのかは、察してください。
【1.太平洋全体】
【2. 東アジア】
【3. 日本】
追記:書いている理由
1週間で100note チャレンジ をしています。下記サイトへ署名お願いします。
http://chng.it/WMnSyZW2@change_jp
理由は、1週間で100note チャレンジ で検索
この項では、海上汚染のリアルタイム可視化、具体的には硝酸塩汚染状況を可視化し、毎日の衛星画像分析で追跡しています。地球環境に対してOSINT を行っている理由は、毎日のビジネスで使うためはもちろんですが、後日に参照できるよう、リアルタイムに今起きていることを可視化して歴史に残すためです。
具体的には、
1.日本/中国(本土)/韓国/台湾/香港は、国は違えど、“リアルタイム”にお互いに影響しあう = 同じ市場 と考えるべき。
であるからこそ、それぞれの国の違いを超えるためにも、冷徹に証跡に準拠して話をすべき。
2.耳目を引くためのセンセーショナルと離れた冷徹な分析には、OSINTが必須であるから。
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