投資家への道②はじめの一歩
前回は投資と投機の違いをご紹介しました。
投機をし続けるには才能と強靭な精神力が必要ですので、私たち凡人は投資をしていきましょう。
野球選手は
キャッチボールから始めますし、サッカー選手だったらリフティングから始めますよね?
それが、プロ選手になる第一歩だと思います。
最初から試合に出て活躍するなんてことはマンガの中だけの話です。
(もっと言うと天才だけのはなしです)
投資家にとっての第一歩はなんでしょうか?
投資家とは企業や株式・土地などにお金を投じる人を指します。
ですから最初にすることは「売り買い」です。
ここで、とりあえず何の株を買ったらいいのかと考えた方はせっかちですね。
ウォーレンバフェットは何の売り買いから始めたでしょうか?
そう。 コーラです。
普段の日常生活でも様々なものを買っていますが、売っているものはありますか?
商売をされている方であれば仕事で物を売っているでしょうが、そうでなければ、いらなくなった物をネットで売ったりリサイクルショップに売りに行くくらいでしょうか?
ネットやリサイクルショップで売る時に値段の決定権はどちらにあるでしょうか?
また、その商品を相手はどれくらい欲しがっているでしょうか?
これらの売り買いはあくまでも「消費」の一環で投資ではありません。
投資という観点からみると、人気のある時に勝って価値が無くなたころに売るようなもので、損にしかならないのです。
投資家への第一歩として最初に始める売り買いは「相手が欲しくてお金を出してくれる売り買い」です。
真夏の暑い砂漠で冷たいコーラを売ったら儲かるでしょう。
そんなビジネスを考えるのです。
そのために普段の生活でやって欲しい事は、貴方がしている消費の反対を考えることです。
「つい買ってしまった。」
「必要だから買わなければいけなかった。」
など、人が物を買う理由は様々ありますが、その商品を買ったという事は用意して売っている人がいて、それに投資をしている人がいるという事です。
だから、、まずはその買った商品をなぜ買ったのかという「買い手側」の理由となぜ売れると思い投資したのかという「売り手側」の理由を考えてみてください。
コンビニでジュースを買った時に、
なぜ数ある商品の中でその商品を選んだのか?
なぜスーパーやドラッグストアでなくコンビニだったのか?
なぜ飲み物を買ったのか?
など細かく考えてみてください。
このように細かく分析し、想像力を働かせることで次は何が売れるのかが見えてきます。
これも、最初にお話したスポーツ選手の例と同じように繰り返し練習することでだんだんと身に付き上達していきますので、地道に鍛えていってください。