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自分にとって有益な言葉だけを受け取る

この社会では、たくさんの言葉が日々発せられている。
その言葉は、それを目にした、耳にした人の心に何らかの影響を及ぼす。
例え、自分に向けられた言葉ではないとわかっていても、時に心を揺さぶられることがある。

職場で同僚が上司から怒られている。
自分が怒られているわけではないとわかっていても、自分の心が揺さぶられることがある。

ネット、テレビ、ラジオなど、様々な言葉が自分の心を揺さぶる。
どの言葉を、どう受け取るのか、それによって自分のメンタルが大きく変わってくる。

誰に向けられた言葉なのか

特に、多くの人に向けられた言葉ほど、自分に向けられた言葉だと思ってしまう可能性が高い。

有名人の言葉、ネット上にあふれる言葉は、誰に向けられたメッセージなのかがわかりにくい。

しかし、受け取る人の状況はそれぞれ違う。
年齢も、性別も、性格も、今の状況や背景も、心理状態、健康状態も全く違う。
ということは、その言葉を受け取った人、受け取り方によっては、その言葉が自分を深く傷つけるける可能性もある。

しかし、言葉を発する人は、そこまで考えていないことが多い。
むしろ、誰に向けてのメッセージなのか、無意識のうちに受け取る相手を想定していることが多い。
若い人に向けた言葉なのか、夢に向かって精進している人に向けてなのか、心を病んで落ち込んでいる人に向けてなのか。
あるいは、自分に向けてなのか。
要するに、ペルソナがいるのだ。

受け取った人が、そのペルソナに合っているかどうかはわからない。
もしかしたら、自分はそこから外れているかもしれないのだ。

自分が苦しくなる言葉を受け取る必要はない

もし、自分を苦しめている言葉あるとすれば、それは自分に向けられたことはではないかもしれない。
そう思って、無理に受け取る必要はない。

自分が楽になったり、力をもらえるような言葉だけを受け取ればいい。
受け取る側が選択すればいいだけのことなのだ。

自分の状態によっても違うかもしれない。
元気な時に受け取りたい言葉と、落ち込んだ時に受け取りたい言葉は違う。
若い時に受け取りたい言葉と、年齢を重ねた時に受け取りたい言葉は違う。

自分に有益な言葉だけを受け取って、自分を苦しめるような言葉は受け取るのをやめてしまえばいい。

言葉が溢れている時代だからこそ

現代は情報過多の時代。
言葉が溢れている時代。

だからこそ、受け取る言葉を選択したい。

よりよく生きて行くために、自分にとって栄養になる言葉だけを受け取ろう。
これを心がけるだけで、この情報化社会を上手に生きて行けるような気がする。





自分がうつ状態に陥って、そこから這い上がってくる過程で考えたことなどを書いています。自分の思考を記録しておくことと、同じような苦しみを抱えている人の参考になればうれしいです。フォローとスキと、できればサポートをよろしくお願いします!