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「子育てをちゃんとする」の限界

不登校児ママのけいてぃです。今日は私が子育てに苦しんでいた過去について書きますね。

一人目のときは楽しく子育てできてたんです。夫が1年弱もの育休を取ったのは大きかったと思っています。子育てや家事の分担で時折もめながらも楽しく過ごせていました。

問題は2歳半差で二人目が生まれてからでした。
上の子の赤ちゃん返りはひどく、かなり手を焼きました。徒歩5分にある実家の母が毎日夕方から寝かしつけの頃まで来てくれてかなりサポートしてもらいましたが、それでも朝から晩まで子育てに追われ毎日クタクタでした。

それでも、二人の子どもたちがとっても可愛いかった。
ただ同時に、こんな可愛い子どもたちに囲まれているのにそれ程幸せを感じられていないことが本当に情けなかったし悲しかった。

いつも疲弊していて「何故こんなことになったのだろう」「どうして自分の毎日はこんなに辛いのだろう」ともどかしく感じていたことを思い出します。どうにかこの状態から抜け出したくて、本を読んだり公民館の子育て講座を受けたりして解決のヒントを必死に探し回っていました。

すべては私が「ちゃんとしすぎていたから」と今ならわかります。

母子手帳に書いてることを読み込んでましたし、子どもの健診で説明されるような子育てアドバイスを全部忠実にやろうとしていました。

節約も心掛けていたから、食事は基本全部手作り。離乳食も冷凍を駆使しながら手作りし、ベビーフードを買ったことすらありませんでした。手抜きはいけないと信じていました。

発達にいいようにと色々と工夫して遊んでやり、こまめに図書館で本を借りては読み聞かせもしていました。天気のいい日は必ず外で遊ばせ、他の子どもと接する機会もあった方がいいと思って子育て支援センターに連れていきました。もちろん、毎日お風呂も入るのが当たり前だと思っていました。

今振り返ると笑える程ちゃんとしてましたw

子どものためにひたすら一生懸命なお母さんだったのだなぁと思います。自分のことは常に後回し。子なしで友だちに会うのは年に1、2回という生活。

そりゃあしんどいですよね。自分を満たすこともなく、子どものことだけで毎日が終わっていく人生なのだから。エネルギーが足りなくて疲弊するのも当然です。

今はね、もう「ちゃんとする子育て」をやめたんです。
子どものことが頭の中の9割を占めていたのに、今は1割ぐらいですw
今も子どもたちのことは大好きですよ。でも自分の人生も大事にしようと思っています。

ある本と出会い、講座に入ることで私の人生は激変しました。
それは小田桐あさぎさんの「『ちゃんする』を卒業する本」。

ちゃんとしなくていいんだという気づきを得たのです。
そして1ミリずつ着実に行動していったのです。
追ってお話しますね。

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