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完熟梅のシロップ

1日のうちにもっとも頭を使っているのは仕事よりもなによりもこのブログの時間なんじゃないかと思い始めた男、増嶋太志です。じぶんの考えを取り出すことって意外とないもんだと思ったわけです。

さて少し前に我が家に梅がやってきました。今年こそはこの時期に青梅を買って何かしらやってみようとずっと思っていたのですが、ようやくその機会がやってきたのです。早速とダンボールから梅を取り出そうとしたら、全梅黄色。すべての梅が青の時期を終え、黄桃くらい鮮やかな黄色に変身していました。青梅と謳っていたからこそわざわざ取り寄せたのに、こんなはっきりと堂々と変色しきっている。そんな梅たちのいさぎよさに、怒りの感情などまったくこみ上げてきませんでした。

というわけで、完熟梅を使ったシロップをつくることになりました。青梅でなくとも、むしろ青梅でないほうが、酸味を抑えたまろやかな味わいになるとか聞いております。昨日、奥さんが消毒した瓶の中に完熟梅と氷砂糖を一緒に詰めてくれました。これを毎日瓶ごとくるくるまわして、梅シロップを育てていくというわけです。
ぼくはこういうことしたかったんだよなぁと思いました。
じぶんでつくるとか育てるとか、どんな些細なことでもいいから、やりたかったんだと思いました。
じぶんがやりたいことって意外と忘れてしまうものだと感じます。やりたいとそのとき思っても、いつの間にか忘れてしまう。それではやりたいことをやりきることなく時間が過ぎてしまいます。
どうせなら、思いついたやりたいことはちゃんと覚えておきたい。そして、ちゃんと覚えておいて、いつか実現したい。
まずはこの梅シロップでじぶんの「やりたい」を実現して、次にいってみようと思います。

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