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おいしいものをおいしいと感じられる今日

ものすごく暑い日が続く中、お盆休みが始まった。昨日の仕事が遅くまで続いたこともあり、今日はほぼ家で寝ているような1日で夕方を迎える。ようやく体調が戻ってきた気分なので、枝豆をゆでてみた。といっても、これまで枝豆をじぶんで茹でることがなかなかなかったため、Googleで湯で時間を調べる。沸騰したお湯に枝豆と塩を入れ、再沸騰してから3分〜5分で茹で上がるらしい。二度ほど試食してから火を止めた。

ぼくは無類の枝豆好きである。夏の時期の食卓にはいつも枝豆が用意されていて、ほぼ必ず枝豆を食べてきた。枝豆のシーズンは長く、5月〜11月ころまで食べることができる。それは枝豆好きにとってはうれしく、毎年ぎりのぎりまで枝豆に食らいついていた。今年は長雨の影響で、特に7月はなかなか枝豆も不良だったように思うが、この8月に入ってからはしっかりと粒を感じられる枝豆がお店に並んでいる。

「旬のものを食べるといい」なんてことを聞くけれど、意識的に野菜を食べていればだいたいは旬のものを食べることができる。それはとても幸せなことで、農家さんの手間暇も感じては、感謝しかなくなる。
天候を受け入れながら豊作を願って生産されている生産者の方々がいるからこそ、ぼくは今日も枝豆を食べることができているのだ。そういう見えない部分にも想いをはせながら、一粒を噛みしめる。それは、枝豆好きの義務だと感じる。おいしいものをおいしいと感じられる今日に改めて感謝して、ぼくはこれから晩ごはんの準備をする。

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