ふとんのほしの
快眠の鍵はさまざまあるかと思いますが、やっぱり寝具選びが重要な要素の一つです。寝具店店主が半世紀以上の営業で培ったノウハウをご紹介、ふとんや枕、寝具のメンテナンス時には脱線もお許しください。群馬県前橋市の寝具専門店「ふとんのほしの」がご案内させていただきます。
麻の寝具! (毎度お馴染みの) 麻の繊維は、天然繊維の中で熱の伝導性が最も大きいので、体温を奪って速やかに放熱させ、肌に「接触冷感」「涼感」を与えてくれます。 『麻の寝具』を今の季節に、最もおすすめする理由です。 (冷んやり何がし、cool何がし?と言う商品とは、素材から違います) 麻は何処から? 麻(リネン)の原料は 主にフランスリネンが有名ですね。 何度も言います!! 麻(リネン)は コットン(綿)やウール(羊毛) ダウン(羽毛)と同じく 天然の繊維です。 植
布団屋の仕事内容から、 ハンパ生地がたくさん生まれる。 このハンパ生地を有効に使って何か作れないか? 名付けて『布団屋のハンパ生地はSDGs』 そして、 数年前に、我が街に移住され『棉』を作られている『はらいそ農園』さんとのコラボ企画! 写真のとおり〜いよいよ〜 5月初めに種まきした棉の種から、双葉→本葉→そして今、花が咲きました♪ ハンパ生地を染める 『はらいそ農園』さんが『棉』の他にも育てている『染料植物』で、当店のハンパ生地を染めてみてもらいました。 『染料
何をしても暑そうな昨今。 この季節こそ、おすすめの肌ふとんを、 梅雨の晴れ間は『洗濯日和』っと言う事で、洗ってみました。 良く言う?ウォッシャブルって? 世の中には、『洗える布団』とか『ウォッシャブルケット』など、よく見かけます。 洗えるっと言うのは、布団に限らず?確かに利点かもしれません。 ポイントは(問題は)『素材』! 寝具で洗えるっと歌ってるモノの多くは、化学繊維(ポリエステルetc...)で作られたモノ・・・そりゃー洗えますよ、乾きも速いですよ。 でも、布団ですか
布団屋の仕事内容から、 ハンパ生地がたくさん生まれる。 このハンパ生地を有効に使って何か作れないか? 名付けて『布団屋のハンパ生地はSDGs』 『ペット用布団』作ってみた! 日頃は、大人・子供・赤ちゃんetc...の布団を製造販売しているのですが、 正規生地に比べ、小さなハンパ生地を見て、人より小さな猫ちゃんやワンコの布団はどうかな?っと。 とは言え、30cmほどの幅で長く切り落とした生地のままでは、細すぎるので、、、 丸いボウルや洗面器のような?形の容器に、ネコがク
SDGs(Sustainable Development Goals)とは、2015年に採択された国際的な目標で、持続可能な開発を推進するための指針・・・2030年までに世界の課題を解決し、持続可能な社会を築くことを目指しています・・・ 「サステナブル」「持続可能な」という意味で使われて、 環境保護や自然環境の維持等の場面で、よく聞かれるように思います。 ハンパ生地が生まれる! 寝具店の仕事の一つ! ふとんを作ったり、カバーを作ったり、 もちろんメーカーの既製品も商品と
蒸し暑い季節ですね。 気温が上昇しても、カラッと晴れて気持ちいい日というのもありますし、結局不快の原因は湿度(湿度調節が大事)なのですね。 天然繊維のすすめ 綿や麻、ウールetc...天然繊維は、水分の吸収・発散性に優れているものが多い素材です。 対して、化学繊維は主原料が石油・人工的に作られるものが多いので、天然繊維に比べて比較的低価格で購入できる商品(寝具)があるようですが、吸湿性が少ないのはデメリットですね。 身体に近い所だから 生まれてくる赤ちゃんに、『綿の
梅雨前のこの季節、寝具店にいらっしゃるお客様は、布団のメンテナンスの方が多くなります。 (羽毛布団のリフォームや綿布団の打ち直しetc...) もちろん、暑い時季を快適に過ごすためのアイテムを検討される方も多くなりますね。 ただ、年間を通して『まくら』の事を考えている方は、一定数?いらっしゃるようです。 始まりはピローケース 『枕カバーありますか?』 『ございます。サイズは、わかりますか?』 『わからないと、ダメ?』 サイズのあるものなのでと、お伝えするとこのお客様、
この季節爽やかな花を咲かせているのは、亜麻(リネン)です。 『麻って、こんな花が咲くのですね〜』 よく言われます。 麻って? そもそも麻は、植物に含まれている繊維の総称! 20種くらいあると聞きます。 身近にある麻では、 リネン、ラミー、ジュート、ヘンプなどでしょうか? フランスリネンっとか聞いた事ありますね? ジュートって、コーヒー豆とか入っていそうな?麻袋みたいなのかな? この二つを想像しただけでも、だいぶ様子が違う?用途が違いそうですね。 麻は夏にあり 麻
「コラボレーション」とは、 異なる立場の人による共同作業や、 成果物のことを指す言葉。 組み合わせの意外性や、 付加価値の創造といったニュアンスが込められている・・・ 棉の生産者の熱い想い 寝具を作り売っている自分にとって、 『綿』は、かなり馴染みのある原料であり、あらためて『コラボ』?と言うまでもない。 ただ、日頃扱う『綿』は、ほぼ国内で生産されたものではないが、この事は、少々意外かもしれない。 数年前に、我が街に移住され『棉』を作られている方との出会いがあった。 自
目には新緑が美しく、風は爽やか〜洗濯物がよく乾きそう〜な季節ですね。 梅雨入り前の天気の良い日は、大物洗い(日々の洗濯プラスα)したくなる?なんて方も多いかも。 『シーツのファスナーが壊れた⁈』 『あまりにもいい天気なので、布団からカバーとかを外して洗濯しようと思ったら、 シーツのファスナーが壊れちゃって、、、』っと、お客様。 ファスナーが付いているとすると、それは〝カバー”かな? (言い間違えって事はありますよね) 一般的な名称は、 一般的に、 カバーは、布団を
大型連休に入り良い天気で、気温もドンドン上がってます。 陽射しはあっても、そこはまだ4月。 爽やかな季節です。 蒸し暑さは御免です 日中爽やかに活動できたのに、何故か?布団に入ったら暑い⁈ 正解には『蒸し暑い』と感じた方いらっしゃいますか? さすがに、既に冬用布団からはチェンジしたものの、何を掛けたら良いか?迷いながら、 毛布一枚で、、、とか、 タオルケット二枚(聞いてビックリ) 何なら、いつ買ったかわからない肌掛け布団(使い勝手が悪かったから、使ってなかったのでは?)
桜の花が咲きほこり(咲き終わり?) 暖かさが落ち着きそうな昨今、 ⚫︎羽毛布団のリフォーム ⚫︎布団丸洗い(クリーニング) ⚫︎綿わた打直し、、、など。 冬の間に使っていた寝具を、 暖かくなったらメンテナンスする そんな季節になりました。 衣替えのように 6月1日からは、夏用の制服! だとわかりやすくて良いですが、 その際も、冬用の制服はクリーニングに出してしまわれる方が多いでしょう。 『まだ寒い日もあるかも』っと、 冬用布団からは、なかなかチェンジのタイミングが難し
寝袋(ねぶくろ)とは? 袋状の携帯用寝具で、 キャンプや登山などの際にテント内で、 車中泊での寒さ対策にも。 最近では、防災用品としても準備されている人も多いと聞きます。 どんな寝袋を用意する? 寝袋も市販されているモノには種類があるようです。 まずは寝袋の形ですが、 『封筒型』と『マミー型』の2タイプが一般的でしょうか。 次は中身ですが、これも主に2タイプで、『羽毛』と『化繊綿』。 (携帯用とは言え、布団として考えるなら、側生地の素材も言いたい所ですが・・・) 寝袋
『三寒四温』っと言う言葉が、 聞かれる季節の変わり目は、 日々の気温や体感の変化を、 上手く調整したい季節ですね。 冬用の掛布団はいつまで? 4月になると、真冬とは違う掛布団が必要になるかな?と思ったりもしますが、 『いや、まだ寒い日もあるだろ?』 ひと昔前?は、4月末からの大型連休中の天気の良い日に、布団干しをして掛布団はチェンジしては?っと言ったものですが、近年その作業も早まっている気がします。 羽毛布団をしまう前に点検 冬の間、暖かく使用した布団も、 何だかボ
『ダブル』と言う言葉を調べてみた。 語源! ラテン語で「二」という意味をもつ「duo」と「追加の」という意味をもつ「plus」が合わさって出来た単語である「duplus」が古期フランス語で「倍の」という意味を表す「doble」となり、最終的に「double」となった。 、、、っと言うことです。 シングルサイズは? 『敷布団』の幅が何cmかと言うと、 100cm(丈の話は置いておきます) では本題のダブルサイズの幅は? 140cmです。 布団のサイズで考えると、 (
『打ち直し』って? ご存知の方はご存知だし、 生涯関係ない方もいらっしゃるでしょう。 綿布団のリフォーム 今まで使用してきた布団を作り直すことなのですが、 なぜ?リフォームと呼ばず「打ち直し」と呼ぶのか? 『綿(わた)』が布団の中身だから。 棉は植物 『綿』は、植物の棉に咲いた花の実。花の実の中身は、綿がギュッとなって入ってるイメージ。 機械の無い昔々は、 棒のような道具で『打って』 そのギュッとなってるモノを、 フワフワにして、、、 あの『綿』を作っていたのです。