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やすむことがなぜ大切か 不登校経験者を救った2つの勇気

 不登校だった自分を救った2つの勇気について語るのは、小学1年生で不登校した塩生好紀さん。理学療法士として、現在は会社を経営する塩生さんが不登校の子どもやその親に伝えたい2つの勇気とは。

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『やすむ勇気・やすませる勇気 不登校だった僕を救った2つの勇気』
塩生好紀 著/1650円(税込)
梓書院(092-643-7075)

 現在、福岡県で個人・団体への健康支援や子どもの運動教室のほか、不登校支援などの事業を行なう会社を経営する塩生好紀さんは不登校経験者です。小1で不登校し、小学校はほぼ通わずに卒業。その後、中学・高校・専門学校へ進学して理学療法士の資格を取得後、27歳で株式会社を立ち上げ、現在に至ります。

 不登校のきっかけの1つとなったのは何か。それは、23歳のときに判明した学習障害でした。

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