「不登校から文科省職員に」異色の経歴を持つ藤井健人さんが目指すのは「不登校という格差」の是正
小学5年から中学卒業まで不登校、その後東京大学大学院へ進み、現在は文部科学省職員という異色の経歴を持つ藤井健人さん(30歳)に取材しました。家庭環境や自身の不登校から「ふつうになりたい」という強い思いがあったと言います。夜間定時制高校から猛勉強のすえ早稲田大学に合格後も「ふつうとの格差」に思い悩んだ藤井さん。「安易に不登校を肯定するだけでは格差の是正につながらない」と訴えます。(※写真・藤井健人さん、撮影・矢部朱希子)
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――藤井さんの不登校について教えてくだ