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不登校・ひきこもりの子どもと話をしたいと思ったとき

 「子どもになんて声をかけたらいいかわからない」。そんなご相談を受けたことがあります。将来の話題は子どもが避ける。かといって子どもの趣味はわからない。こんなとき、どうすればいいのか。「じつは、意外なことから話題が広がります」と言うのは、自らも不登校経験者で、現在は支援員の古豊慶彦さん。子どもと話す際の注意点も含めて、書いてくれました(連載「元当事者からの不登校対応マニュアル」第14回)

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 不登校やひきこもりの相談を受けるなかで、親や祖父母から「子どもになんて声をかけていいのか、わからない」と聞くことがあります。家のなかにずっといて、過去のことやこれからのことを話しても、なかなか会話にならない。かといって子どもの趣味の話にもついていけなくて、話題がなくなってくるのかなと思います。べつにムリして会話をしなくてもよいと思いますが、いっしょに住んでいるのに無言の時間ばっかりだと「このままでいいのかな」と考えてしまうかもしれません。

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