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不登校特例校の見学に行った~不登校気味の娘との日々

こんにちは。

今回は先日娘と見学に行った不登校特例校について書いていきたいと思います。

娘の中学の選択肢は、地元の中学か電車で通う不登校特例校の二択です。フリースクールやオンラインの〇中もありますが、今のところは人と接する機会が多くて、文科省の指定を受けている環境を優先しています。

まずは、地元の中学に行った場合の良いところと気になるところ。

〇小学校からのお友達が多い
〇 家から歩いて5分。遅刻早退をする時はとても楽
△ 1学年が8~9クラスもあり仲の良いお友達と同じクラスになる可能性はとても低い
× 大人数のクラスに埋もれてしまう
× 給食 (超偏食な娘)
× 校則が厳しい (床掃除は膝をつけてはいけないなど、よくわからない校則がまだ残っているそうです…)

続いて、不登校特例校の良いところと気になるところ。

〇 1クラス20人ほどで先生の目が届きやすい (見学に行った学校は1学年3クラス)
〇 始業時間が遅めで授業数もゆったり (9時半始業)
〇 不登校の原因になりうるルール等をできる限り排除 (悪く言えば、超ゆるい)
〇 登校できなくてもオンラインで参加可 (心強い)
〇 お弁当
〇 部活に娘の好きなイラスト部がある
△ 電車通学約20分 (女性専用車はなし) +徒歩
△ 私立なので授業料が高い
△ 知らない子ばかり

という感じです。

親からすると、授業料やお弁当といった親が頑張る点を除けば、不登校特例校一択かなと思います。小学校で不登校を経験した子を対象にしているだけあって、何よりも週5日学校に登校することが一番の目標。そのためにストレスになりうることをできるだけ排除しているようです。宿題をなくす (終わらなくて学校に行けなくなることを防ぐ)、始業時間はゆったり目 (朝起きられない子に配慮)、別室で授業を受けられる (クラスに入れなくても大丈夫)など。テストも範囲の広い定期テストではなく単元ごとのテスト (2年生まで)。

それでも登校できない場合は、家からオンラインで授業が受けられる。実際に各クラスに数名はオンラインで参加している子がいるそうです。もし今のように頭痛で遅刻早退を繰り返すことになっても、家から授業を受けられるので出席扱いにしてくれる。娘にとってこれが一番心強いところです。公立中学だとオンラインは普及していないので、休んでしまうと授業に追いつくのが大変で内申点にも響く。思春期なので今よりもさらに周りの同級生の目が気になるでしょう。

さらに、特例校だと似たような経歴を持つ子が多いから先生の理解も大きい。見学に行った際に遅刻してきていた子が1人いたけれど、先生は「〇〇君、おはよう!」と普通に接していました (ほとんどの子は遅刻せずに登校しているよう)。焦らずに本人のペースを受け入れてくれる。体育が苦手な子が多いというのも理解してくれていて、体育が苦手で休みがちな娘も気が楽になったんじゃないかな。クラスも荒れていることはなく、みんな静かに授業を受けていました。

公立とは違って学力的には特段期待はできないけど、しょうがないですね。まずは登校できるようになること、そして楽しいと思えるものをみつけてお友達とも楽しく学校生活を送ること、それが難しくても家からのオンライン参加で「授業に出席できている」という自信が持てることが今の娘には必要かなと。

あとは娘の気持ち次第。また何かアップデートがあれば更新していきたいと思います。

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