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【あれこれ】文学フリマに出品しました


なすとうまさんの文学フリマ話、いよいよ最終章です。さよなら、文学フリマ東京37。(スタッフ・古川)






文学フリマに出る話 3'


文学フリマに出ました。
出たのは11/11文学フリマ東京37。
投稿されるのは11/30のはずだから、そこからは20日くらい前のことです。
(と書いていたけど色々あって12/5に変わったらしい。じゃあ25日くらい前のことですね。)

このイベントは、私にとってどんな意味があったんでしょう。
当日だけで言えば、そんなに意味は無かったと思います。それはたぶん、きちんと意味のあるように動けなかったからです。大人し過ぎました。残念。

劇的に何かが変わった気はしないし、たぶん変わってない。文学フリマに出るだけで変わったりはしない。寂しいです。

ラボに寄稿した中に「楽しめるかはあなた次第」というようなことを書きました。うっかり自分に回ってきてしまうとは。人生うまくいきません。全然ままならない。楽しんではいるんですけどね。変化を産むほど動けなかったということです。

個人のnoteを書くために振り返った時、原稿やら表紙やらに追われて他のことが思い出せませんでした。
やっぱり私の人生は悲しいくらいに薄っぺらい。もっと厚みのある生き方がしたいのに。

それから、たぶん私は出店することそのものにはあまり興味がありません。それがわかりました。
売れるのは嬉しい。1人だけ、見本誌を読んで気になったと言ってくださった方がいました。それもとても嬉しい。でも、メインディッシュでは無いんだなとわかりました。
好きなように作って、それが輝くような舞台を考えて、好きなようにまとめる。そっちの方が大事みたい。

つまりは作って終わり。その後は、まあ受け取る人にお任せします。受け取る人はとても少ないけれど、そういう方向で遊んでいる最中のようです。
締切は必要だし楽しいのは間違いないのでこれからも出店しますけどね。
メインは出店する方じゃないよね、という再確認です。

終わってみて、総じて思うのはそんなところです。

まあでもよく考えたら途中で風邪も引いたし給湯器が壊れて1週間銭湯生活もしたし2回目の賃貸更新もありました。
ざっくり振り返った時に何も無いな、と思ったけどそんなことないんですよ。
何も無いと思わない生活をしたいし、何か見つけられる意識でいたいし、何かやっていたい。

燃え尽きたようにぼーっとしながらそんなことを考えています。ぼーっとしてる場合じゃ無いのにね。やりたいことがいっぱいあるはずなのに、エネルギーが湧きません。何も変わらないことが残念過ぎたんでしょうか。それならもっとやるべきことがあるような気がするんですけど。
とある方に「出版した方が良いです」と言ってもらいました。嬉しい。それを実現するだけのエネルギーがあれば、何かが変わるんでしょうか。世界が変わるんでしょうか。独りぼっちじゃなくなるんでしょうか。

きっと変わりませんね。1回や2回では変わりません。
文学フリマに1回出たくらいで変わることがないように、もし出版というところに辿り着いても変わりません。

私の人生、そんなに安くないですから。

勉強って役に立つんですか?あの大学に合格したら人生安泰なんですか?と同じレベルの問いかけです。そんなんで変わるわけない。
でもそういうエネルギーを求め続けて発し続けたら、何か起きると思います。きっと私の有り様が変わって、見える世界も新しくなるでしょう。
だから出版という一つの目標はあった方が嬉しい気がします。そう言ってもらえるとということは誰かの世界が変わるかもということでしょう。それはたぶん次の人生テーマにすごく近い。

また文章を書いて、書いて書いて。何か違う表現にはまるならそっちにも浮気して。そんな感じでやっていくんでしょう。
そのうち誰かが振り向いてくれることをほんのり願って続けていきます。
残念でも寂しくてもぼーっとしてても、ここで終わるはずがないので。

12/10は何を書きましょう。
書きたいことはあるけど、ここで書きたいことはわからなくなりました。
でも落とさないとは思います。
落としてなければまたお会いしましょう。
ばいばい。



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寄稿連載【あれこれありましたが、】では、当時行きづまっていた私たちがいまどうやって生きているか。あれこれありましたが、よろしくやってる方々の日常や思考を寄せてもらい、連載しています。

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