エッセイ『ウミカゼ突行隊』#002キャンプ三昧

はじめてのキャンプ以降、5日に1回のペースでキャンプをした。

本当に色んな所に行った。レッド・ホット・チリ・ペッパーズのロゴに似たようなメーカーの社長が年間60回キャンプに行くそうだが、それよりキャンプをしてた。

関東のキャンプ場はほとんど行った。すると、今度はキャンプ場じゃないところで野営をすることにハマっていく。

水もない、薪も売ってない、トイレも無い。そんな不便さと無人感が心地よく、そのまま無人島でサバイバル生活をする夢を見始めていた。

Googleマップの航空地図で森を探す。林道を辿っていって細い方細い方へと入っていく。次第に道はなくなり、行き止まりになる。

そこに蜘蛛の巣が張っていなければ人が侵入していない。イコール人が居ないから野営してOK的な。

ピンが打ってあるところが野営できるところ(お気に入りのキャンプ場や釣り場も混じってるけど)

不法侵入で捕まったこともある。警察署で長々と調書を取られるのが嫌な人にはおすすめしない。

こんな感じで野山に混じりて竹を取りつつ、よろずのことに使いけるようなキャンプライフを楽しんでいた。

整備されてないところは危険も身近にある。
イノシシに襲われそうになった事もあるし、毒ヘビに噛まれた事もある。そこで活躍するのがファーストエイドキット。

毎回持っていくファーストエイドに入っているものは
消毒液、絆創膏、胃腸薬、風薬、抗生物質、キシロA、包帯、ポイズンリムーバー、プロペシア、コルヒチン、鎮痛剤、縫合針、縫合糸、アロンアルファ。

おすすめはキシロA

局所麻酔剤リドカインが入って殺菌消毒もできる。蚊に刺されたときも麻酔効果で痒くない。

手をバッサリ7cmくらい切ったときも、キシロAを塗って1針自ら縫合してあとはキャンプを楽しんだ。ファーストエイドは転ばぬ先の杖だ。

キャンプの楽しみといえば、飯。
次はキャンプ飯を紹介していこう。

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