マガジンのカバー画像

エッセイに近いもの

16
書いたもののうち、エッセイと呼んだほうがそれっぽいのかなと思うもの
運営しているクリエイター

#エッセイ

雑誌で見かけたトレンチコートのオレンジ色が忘れられない(エッセイ)

 集英社の雑誌『Seventeen』が月刊誌ではなくなるらしい。  まさか『Seventeen』も休刊か廃…

13

着たい服だけを着ていたい(エッセイ)

 服を着るのはすきだ。  着ないでは生きてゆけない種族、社会的集団に属しているので、これ…

6

祖母は戦争の話をしたがらなかった(エッセイ)

 死んだ祖母は大正の初めの生まれで、戦争の話はあまりしたがらない人だった。今にして思えば…

映画以外で父が泣いた(エッセイ)

 私が転職したのは昨年春のことである。  大学を卒業して地元へ戻り、10年には届かないくら…

6

ブラックコーヒーに祝福を一匙(エッセイ)

 得意と苦手とがあるだろうけれど、私はコーヒーがすきである。  苦味が苦手という友人は常…

5

セツと旅したのは「私」だった(グノーシア感想/エッセイ)

 今年の初めに「私」の情緒をぐっしゃぐしゃに掻き乱した「グノーシア」というゲームについて…

24

またのご応募をお待ちされない(日記)

 日記、かつお知らせを書く。  新たにエッセイが1本掲載された。  18歳から29歳までの女性に限る投稿サイトで29歳ぎりぎり最後の日に応募ボタンを押したエッセイだ。  掲載時には30歳を迎えていることが確定していたので「よもやレギュレーション違反ではあるまいか」とどきどきしたが、セーフだったようである。  1日でも過ぎれば即刻アウトなのか、執筆時点と応募時点と掲載時点とどこを基準日にするのか、訊ねていないので知らないが例外を設けては際限がなくなるだろうなとは推察する。訊

エッセイ掲載のお知らせ(告知)

 お知らせを書く。  投稿したエッセイを新たに1本掲載していただいた。下記リンクから飛べ…

1

告知と安堵・読めるものが書けるならほんとうによかった(日記)

 日記を書く。  今日はnote以外で掲載していただくエッセイの手直しをしていた。短いものだ…

3

たまごやきで星が飛ぶ(エッセイ)

 手前味噌にはなってしまうが、実家の母はたまごやきが上手だ。  実際「きっと上手なのだろ…

11

私はずっとセーラームーンになりたかった(エッセイ)

 3日前に公開された映画を2日前に観てきたので、「セーラームーンと私」みたいなことを書く…

201

ジェラピケよりも福利は厚し(エッセイ)

#はたらくってなんだろう 厳冬に働く ひどく寒い。今年は特にも寒さが厳しい。積雪もさるこ…

2

せめて初夢はまともに見たい(エッセイ)

 どんなふうでもいい、みっともなくても情けなくても尻切れトンボでも構わないから毎日更新す…

1

読みにくいと言われるたびに過日の私は死んだ(エッセイ)

 なにゆえか、私にはさっぱりと分からないことだが(分からないことにしておきたいのだが)世の中では、他人の書いた文章を指差して「読みにくい」と発言することに、正義感めいたものを満たされるケースがあるらしい。  あるいは、自分自身が非常にロジカルに物事を組み立てられるからといって、感情の滲み出た表現を、さも、非論理的で説得力のカケラも無いものとして扱うような判断基準が採用される場面もあるらしい。それ自体がずいぶんと一元的で、冷静さや公平性を欠いた主張じゃあなかろうか。そんな文句