母性神話について子供目線で
私の家ははっきり言って崩壊していました。
私が小学五年生の頃に両親は離婚したのですが、小学低学年(一年から三年の間くらいは特に)は既に崩壊していたと思います。
毎日大喧嘩。怒鳴り合い。私は三歳下の妹がいるのですが毎日、喧嘩している間は寝室でじっと二人で耐えていました。
喧嘩がヒートアップすると怖くなるし、引っ張り出されることもありました。
引っ張り出されたときは、両親の私達に見せる姿とは違う怒っている姿を見ることになるので、私も妹もただただ怖くて泣いていました。
私より3歳下の妹は、両親の仲良い姿をほとんど見ていないので少し可哀想に思うこともありますが、当時は、私にも守る力がなかったので泣くことしかできませんでした。
その後、両親は家ではほぼ冷戦状態になりました。共働きでどちらもほぼ家にいる時間がない。当たり前のように私も妹も学童に預けられ鍵っ子になりました。
何より辛かったのは、長期休み、夏休みのたびに誰かしら親族の家に預けられることです。
私も妹も、夏休みはおばあちゃんちか従兄弟の家に一日中預けられていました。
従兄弟は部活でほとんどおらず、意地悪ないとこのおばちゃんしかいませんでした。いまでいう体罰なようなこともされました。
そういう日々の中で、母親と一緒に過ごす日々が一番の幸せでした。
母は忙しく、休みの日も何かしら勉強する必要があり、私達姉妹も一書に本を読んだり宿題をしたりして過ごしていました。
その中で、母と父の離婚を知らされました。
当時小学五年生でしたが、もう数年前に離婚は成立していて事後報告でした。
ですがやはり、大学を卒業し社会人としてすごいている今でも、母親や父親的な人を求めているような気がします。
今私は社会人になり、一人暮らしをしています。実家には年2~3回帰っています。
母親は家で一人気ままに暮らしていて楽しそうです。今は年金で暮らしていて働いていないので少し寂しいのかよく帰ってこないかと聞いてきます。
ですが今は、私が社会人なので忙しかったりします。
結論として、私が思うのは人間って働きすぎじゃない?ということです。
特に母親は、子供を育てて仕事もして。と命をすり減らして日々頑張っていると思います。人の親ではなくとも、命を削りながら働いている人がたくさんいます。
今回のテーマが母性神話なので、母親という役割がある女性についてフォーカスしますが、ほんとに労働時間を減らしてあげてほしい。今幼少期を過ごす子どもたちのためにも。親と一緒にいる時間ってやっぱり大事だと思います。
働くなと言いたいわけではなく、お金です。お金が必要だから働くので、有給を増やしたり、手当を増やしたり、子育て優先でももらえるお金が変わらない状態になれば良いなと思っています。
というか、そもそも会社が週休4日くらいで稼働してくれればいいのにと思います。毎日毎日稼働していないと困るものって案外ないんじゃないかな。なんて思います。スーパーやコンビニも、開いている日に買いに行けばいいだけです。
人類のストレスで成り立っている社会が、人類にとって住みやすくない環境になるのは考えたら当然だと思います。だって、人生の70%が労働日ですよ。こんなに働いて全然裕福じゃないのって絶対バグですよね。
働くことが趣味で、もう毎日楽しい。むしろ休みのほうが暇で嫌いという人はそのままでいいと思いますが、もう少しだけゆったり生きる選択肢があれば良いなと思います。
長々と書いてしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。
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