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キャリアコンサルタント養成講座体験記 応用実習編  ②学びの内省

こんにちは。ちょんちょです。
前回、キャリアコンサルタント応用実習①内容概要編を書きました。


今回はその内容を学んで私自身はどう感じ、どんな変化があったのか、内面を振り返ってみたいと思います。

こんな人に読んでほしい!
✔︎キャリアコンサルタント養成講座の受講を検討されている方
✔︎キャリアコンサルティングに興味がある方

1. 自分の話を第3者に聴いてもらうことの心地よさ

実習初日からまず知ったのが、自分の話を第3者に聴いてもらうことの心地よさです。

キャリアコンサルタント応用実習の中では、何度もペアまたは3人組(ひとりはオブザーバー)でのロールプレイングがあります。

架空の話では心の変容がわからないので、自分自身の現在や過去の話を題材にすることが推奨されていました。

初回の演習で「受容の大切さを体感する〜否定せず受け止め伝え返すことの効果」のワークがありました。
アドバイスしたりせず、「否定せず」「受け止め」伝え返す」練習です。

私はこの演習で自分が会社の人間関係でうまくいかなかった時のことを話し、ほぼ初対面の受講仲間を前に、うっかり泣きそうになりました。

お相手は受け止める練習なので、一生懸命私の話を聴いてくれようします。
自分だけのために時間をとって、話を聞いてほしいとは人に言えず、ずっと溜め込んでいた自分に気付きます。

解決策は出ていなくても、話すだけでこんなにスッキリするし、その人に認められている気持ちになるんだなと感じました。

2.自分自身の思い込み、認知の歪み

ロールプレイを繰り返す中で気づいたのが、自分自身の思い込みや認知の歪みです。

何回もロールプレイをしていると、「私またこの話してる」「このこと相当拘ってるな」っと自分でも気づくことがあります。

クラスメイトのことも、「この方は今こんな葛藤があるんだな」「こういう価値観なんだな」と何度も繰り返す言葉からなんとなくわかってきます。

私は話の話題は都度違えど、「周りにどう思われるか」「〜すべきだと思う」と度々言っている自分に気づきました。
年上のクラスメイトが気にかけて、休憩時間に「周りはそんなに気にしてないからね。私も昔はね…」とさりげなく声をかけてくれることもありました。

自分の話を他人にすることで、思考の枠を少し緩められ、物事の感じ方が変わっていく様子を、自己を通して体感する時間でした。

3.コンプレックスは解消されたのか


キャリアコンサルティングの勉強に興味を持ったきっかけが、職場で年長者の方との面談に知識も経験もない自分は気後れ、申し訳なさがあり、そのことにコンプレックスを持っていたことが一つありました。

むしろ年長者に限らず、若手も含め、誰とやることも正直避けたい気持ちでした。

養成講座は、セカンドキャリアを見据えて通っておられる方も多いので、50、60代の方もいらっしゃいます。
ロールプレイングをさせてもらう中で、もちろんその方のご経験も業務内容もわからないけれど、一生懸命聴いて問いかけることで「つい話したくなった」「自分でも気づかなかった気持ちに気づけた」と言っていただけることがありました。

もちろんその方々が私に優しい目を向けて下さっているから、気遣いあってのことと思いながらも、そんな経験は私の自己効力感には確かにつながりました。

時には大勢の前に晒されながら、自分のロールプレイングの姿を、何度も他人から見られる経験を通して、面談への闇雲な苦手意識は払拭されました

職場では丁寧に面談のやり方を教えてもらえることはなく、役職がついたら、ある日突然その場に立たされ、過去の上司のやり方を参考に対応することになるケースが多いのではないかと思います。

過去の上司は、私にも最初は意見を尋ねてくれるけれど、いつの間にか結局上司がほとんど喋ってる!的な面談スタイルの方が多かったので、「上司らしくアドバイスしなきゃいけない」と思い込み、自分にはできないと思ってしまっていました。
これまでの私は、面談を受ける側として違和感を感じつつ、上司のやり方を正確と捉えていました

理論とやり方を学んだことで引き出しができたので、私は私で自分のスタイルを見つけていこうと思います。

以上、養成講座を通して感じた個人的な内省録でした。

お読みいただきありがとうございます!





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