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キャリアコンサルタント養成講座体験記 応用実習編 ①内容概要

こんにちは。
キャリアコンサルタント試験第19回を目指し勉強中のちょんちょです。

前回、基礎理論の体験談に書いてから、時間があいてしまいました。


今回は、応用実習がどんなものだったかをレポートします。

こんな人に読んでほしい!
✔︎キャリアコンサルタント養成講座の受講を検討されている方
✔︎キャリアコンサルティングに興味がある方

1. 応用実習概要

キャリアコンサルタント養成講座は、基礎理論と応用実習から構成されています。
国家資格キャリアコンサルタントの受験資格を得るためには、その両方の受講・修了が必要となります。
基礎理論は通信教育、応用実習はスクーリング形式となるケースが多いです。

私が受講したリカレントキャリアデザインスクールでは、応用実習のスクーリングは通学かオンラインの2コースがありました。
私は自宅が子どもがいて騒がしいのと、受講者の方とのリアルな場での出会いを求めて、通学コースを受講しました。

通っていた時期はコロナの感染がおさまっていた時期なので、全期間を通じてクラス内の感染等もなく、クラスメイト全員が無事修了できました。
しかし実習では至近距離で度々会話をすることになるので、いまの時期であれば、マスクありとはいえ、感染のリスクが気になるところです。。

受講期間:22年10月〜12月
時間•回数: 10時〜18時 全10回 

スクールや選択コースで1回あたりの時間配分は異なります。
私が通ったスクールでも、平日開講のクラスは1回単位が3時間程度で、その分、通学回数が多くなっていました。

修了要件のひとつとして、80%の出席率が必要となります。
リカレントは振替制度がありませんでしたが、コロナ対応として欠席分の動画配信などの救済処置はありました。(最新ではまた変わっているかもしれません。)
振替制度があるスクールもあるので、この点は申込前によく調べることをおすすめします。

2. クラスの雰囲気

クラスの定員は20名(満席)でした。
女性15名、男性5名と割合としては女性が多いです。
年代は幅広く20代から60代まで勢揃い。
私のクラスは20代、50代、60代の方が多めでした。すでに実務で相談業務をされている方も、3名ほどいらっしゃいました。

キャリコンを学んでよかったことのひとつは、幅広い年代の方とお知り合いになれたこと!
新卒数年目、現役管理職、再雇用と多様性豊かなメンバーです。
会社以外では、同じ属性の同世代ワーママ以外の方と知り合う機会は少ないので、とても新鮮でした。

面談の実習ではご自身の過去や現在の話をされる方が多いので、たくさんの方の生き方や価値観に触れ、40代から先のさまざまな選択肢を知ることができたことは、とても貴重な経験でした。

講師の先生とTA(ティーチングアシスタント)は、どちらも現役キャリコンの方で、実務を通した経験談もたくさん講義の中で話して下さいました。

3.応用実習の内容

応用実習では、さまざまな相談の場面を想定した口一ルプレイングを中心に、実習形式でスキルを習得していきます。
授業は講義+ペアかグループでのロープレ形式で進んでいきます。
終日の授業でしたが、自分が話す、聴く場面が多いので、体感時間はあっという間でした。

実技試験では冒頭15分の面談の試験があるので、応用実習でもその部分のスキル習得が中心となります。
この15分間は、相談場面においては、冒頭の「関係性の構築〜問題の把握」くらいの箇所がメインです。
アイビィのマイクロカウンセリング技法の「基本的かかわり技法」に焦点をあてた、実践練習をたくさん行いました。

冒頭15分以降の展開は、理論や論述の解答を通しては勉強していますが、実技の練習は実際にやっていないので、キャリアコンサルタント試験に合格しても、実務を開始する際に不安に感じられる方が多いようです。

私自身もここは未知の領域で課題に感じています。

■ カリキュラム

相談過程において必要なスキル
自己理解・仕事理解の支援、各種アセスメントの理解、キャリア情報の収集と支援、意思決定のプロセス、インテーク面談の実践 他

領域別キャリア形成支援と理論の応用
企業、学校におけるキャリア形成支援、ロールプレイングによる演習、グループワークによる演習、ケーススタディ/逐語記録、総まとめ 他

キャリアコンサルティングの実践
応募書類とセルフマーケティング、アセスメントとフィードバック、仕事情報の収集、ワークシート、ジョブ・カード、キャリアプランニング 他

応用実習総まとめ

リカレントキャリアスクールホームページより

4.課題、修了試験

〈課題〉
平日働きながら毎週末講座に通うとなると課題の負担は気になる点のひとつかと思います。私が提出を求められたのは以下でした。
レポートの週は少し大変でしたが、提出課題がない回の方が多いので、そんなに負担ではありませんでした。

・レポート「キャリアコンサルタントとしての私の課題」(2000字程度)
・ジョブカード(キャリアプランニングのために厚生労働省が推奨しているツール)
・求人票の提出(職業情報の調査課題)
・逐語録提出2回(ロープレのやりとりを文章に起こしたもの。授業内でやったもの、それ以外で自分でやったものの計2回提出)

〈修了試験〉
ひとり15分間のロールプレイングを、講師+クラス全員の前で行います。
クライアント役は外部から来られる初対面の方です。私のスクールでは、スクールの卒業生で合格者の方が来て下さいました。
相談内容等はその場にならないとわかりません。

修了試験では、講師の先生やオブザーバーの他の生徒からのアドバイスはありますが、採点の公表はありませんでした。クラス全員、無事修了できました。

全員の前でロープレをやるので、試験に向けての度胸はつきます。

以上が応用実習の概要でした。

次回は応用実習を通しての私自身の学びの内省録を書きたいと思います!

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