【講座レポ】心理的アプローチを活用した相談
先日、1級技能士のネコカウンセラー先生が主催された「心理的アプローチを活用した相談」セミナーに参加しました。
セミナー当日は子どもを見ながら耳参加となってしまいましたが、非常に実践的な学びが多い内容だったので、アーカイブ動画でも全編再視聴しました。
学びの定着のため、内容を自分なりにまとめてみたいと思います。
1. セミナーへの参加動機
心理理論はキャリアコンサルタントの養成講座の中でも、誰が提唱したどんな理論があるのか、一通り学びました。
しかし知識としてのインプットがほとんどで、「心理理論をキャリア相談でどう活かすのか」まではイメージができていませんでした。
また心理理論は、「心理学を専門に学んだ方じゃないと適切に使えないのではないか」という恐れの気持ちも持っていました。
今回は心理理論を実際の相談の場面でどう活用すればよいのか、イメージを掴むことを目的に参加しました。
2. セミナーでの学び
セミナーでは各心理理論の解説の後、ワークシートを使って、過去の自分の事例を当てはめたり、事例への具体的な質問を考えてみることで、イメージを深めていきます。
「実際の相談の場面では、例えばこんな風に質問を投げかけることがあります」と質問例をたくさん提示いただいたので、使い方のイメージを膨らませることができました。
実際にセミナーの中でご紹介いただいた理論は以下の通りです。
2時間のセミナーでこれだけインプットいただき、セミナーの内容には大満足ながら、まだまだ自分の中では消化不良。
「知っていると使えるは違う」ので、使えるところまでレベルを上げるには、まずは自分の体験を内省する時に、これらの理論の考え方を自分自身に使ってみることからかなと思っています。
3. 応用行動分析の例
習ったことの一つ、「応用行動分析」で自分自身の改善したい行動にアプローチしてみます。
「応用行動分析」とは、人は同じ状況に陥った際に、同じ行動し、同じ失敗をする。それを防ぐ考え方のことです。
先行事象と行動にアプローチして結果を変えることを目指します。
「先行事象」と「行動」に分ける考えはわかりやすく、日常にも展開しやすいと感じました。
セミナーの最後にいただいた言葉は、「100円均ーの包丁しかない状態と、様々な調理器具を使える状態では料理の幅も質も変わる。」
資格を取った後に続く実践的な学びを楽しみながら、相談スキルの向上を目指していきたいです。
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