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【風水体験記#8】引っ越しても運が変わるとは限らない

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こんにちは。常見多聞です。

中国伝統風水では、引っ越しは一大イベントです。

引越しをすることで、一気に良くなる人、悪くなっていく人をたくさん見てきました。

しかし、一方で

引っ越しても引き続きその事情・症状・課題を持ち続ける

という人もたくさん見てきています。

この「変わらない」というケースは、原因が風水ではなく、無意識のホメオスタシスであることが多いです。

今回はそのような体験をした、端的な例を1つ紹介します。

一見普通の引越しに見えるけど、、、


ある男性から引越しの風水鑑定の依頼がありました。

この男性は社長さんで、奥様も別の会社の社長さんというご夫婦でした。小学生の息子さんが1人おり、3名の家族が引っ越すということでした。

引越し先の候補の物件データが次々と送られてきて、どの家が風水的に良いのかを判断することから始まりました。

決まったのは、3階建ての借家です。

ここまでは、特にいつも通りの変わったことのない感じで進んでおりました。

息子さんが無意識に選ぶ部屋が、、、


なるほど、そういうことか!
と思ったのは、この後です。

まず

「今回の引越しで、息子の持病の頭痛が少しでも良くなればと思っています」

とメールに記されていました。

あーそうなんだ、とこの時は思ったくらいですが、

数日後に、男性からこのようなメールが届きました、

「息子がここの部屋を使いたいと言っているのですが、、、」

文脈からしてこんな風に感じました。

息子さんは、頭痛を手放すつもりはない、

なぜなら、
この3階建ての家の寝室に使える部屋で、
息子さんが選んだ部屋だけが、
頭痛になりやすい意味の表れている部屋で、
他の部屋はほとんど吉の部屋
だったからです。

これまでの経緯とやりとりよ雰囲気や文脈、そして中国伝統風水の情報を総合すると、

・両親は共に社長で忙しく、息子さんにかまってあげられる時間が少ない
・それで息子さんは頭痛になることで、両親の気を引こうとする
・両親はそれに気づかずに、息子さんとは正面から向き合おうとせずに、風水で頭痛が改善されればと、いわば逃げている
・だから息子さんは頭痛を手放すわけにはいかないので、無意識的に頭痛になりやすい風水の部屋を選ぶ

引っ越しても変わらない

私は、中国伝統風水では、息子さんの選んだお部屋は勧められない、頭痛の意味がよく表れており、他に部屋がいくつもあるのだから、お試し期間を設けて、いくつか試してみたらどうかと提案しました。

結局、息子さんは希望の部屋の部屋にそのまま入り、他の部屋は使わないそうです。

そういう関係性となっている場合は、そういう関係性という症状から変化しない風水を選ぶ、というホメオスタシスの作用が表れただけの引越しとなったのです。

こういうこともあります。

では、また🫡

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風水コンサルティング見聞堂
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