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【風水体験記#45】雨どいが悪さをしていた風水

〈風水体験記の目次はこちら〉

こんにちは。常見多聞です。

一応、風水体験記ということで書いていますので
風水だけのお話のような印象を受けると思いますが
#01で触れてきたように、中国伝統風水の手法は様々な流派や術を重ね合わせて行いますし、
ここでは忖度せずに正直に書きます。

今回紹介する例は、この動画で話している例で
陽宅風水、奇門遁甲、四柱推命、韓国奇門、断易、周易を組み合わせた判断をしています。

※動画は一般向けなので、途中で切ってますが、ホワイトボードの裏には、韓国奇門と周易の内容も記して会員の方向けに説明しています。


父の介護のために、実家を一部改築


あるお宅へ風水鑑定に訪問しました。

男性で大企業にお勤めの方でした。

以前は実家を出て、一人暮らしをしていたけれども
お父さまの介護をしながら生活することとなり
実家を少し改築して、二世帯住宅風にしたそうです。

改築といっても、さほど大袈裟なことはしていなくて、古くなった箇所を新しくしたり、家のレイアウトはほとんど変わっていない、とのことでした。

つまり、玄関・寝室・キッチン・トイレその他の方位や位置は、全て変わっていいないとのことでした。

一度日本風の風水師に見てもらったが、原因と解決策が的外れ


この方は、リニューアル後に実家に戻り、お父さまとの生活が始まったわけですが、
途端に勤め先の会社でのトラブルや上司からの不当な圧力や、組織内での扱われ方に悪い変化が起きたそうです。

そして、お父さまの体調も悪化してしまい
とても苦労が増えていそうです。

タイミング的に、家のリニューアルが原因なのか?と思い

日本風の風水師に見てもらったそうです。

その日本風の風水師は、家相や九星気学を使った風水を行っていたそうで、鑑定書も見せてもらいました。

紙ペラ1枚の情報量があまりに少ない鑑定書でしたが(後日作成した私の鑑定書は20ページを超えました)
その鑑定書の通りに全て行っても何も変わらないとのことで、この男性の怒りを感じました。

これはよくあることです。
(忖度せずに正直に体験通りに書いています)


原因を探る


当たり前の話ですが、
物事には原因があり、その原因が本当に原因であれば、その原因を変えれば結果も変わります。

つまり、風水鑑定の現場では、今起きていることの原因を見つけて、起きている現象を当てて、解決策を導き出すのです。
診断と処方です。
中国伝統風水では、必ずそのように行います。

しかし、そういった手順は踏まずに
いきなり、ここが悪い、ここが違うと
単なるダメ出しだけをするような風水師がいて
そういう鑑定のやり方は、一見欠点を指摘してもらったようで解決はしません。

欠点のない人がいないように、欠点のない家もありません。

誰でもある欠点を指摘するのでなく、
今回起きていることの原因をまず見つけて指摘するのです。

欠点はそれと並行して直します。

築年月の改変と雨どいが原因であった


結局この家に引っ越してからの悪さの原因は
築年月の改変により、玄関にある雨どいが凶方位に変わってしまっていたことが1つありました。

(ちなみに、全ての家で雨どいが影響するわけではありません。今回はそういう特徴がたまたまあっただけです。)

雨どいは水が集中して流れるわけですが、
中国伝統風水は、日本の誤解された風水とは大きく異なり、山と水の理論が最重要です。

そういえば、最近は大雨の日がなどもあった
とこの男性も話しておられましたが
そういう時は特に雨どいは大洪水の状態。

風水のモデルで水が動いてはいけないところに雨どいがきてしまい、さらに活性化する時が何度も続いていてしまったわけです。

他にももちろんありますが
全て築年月が改変されたことが大元の原因でした。

実は、改築しても築年月が変わらないケースと変わるケースがあります。

その違いはここでは書けませんが
中国伝統風水では必ず築年月と玄関の向き(方位でも位置でもない)が基本情報です。

ということは、築年月や玄関の向きのいずれかでも変われば、全てが変わります。

なので、今まで問題がなかったのに、
急に問題が発生するわけです。

日本風の誤解された風水では、
どちらも見ませんので、原因も解決策もわかなかったのです。



一週間後にうれしい結果とメールが、、、


鑑定書をお渡しして、しばらくしてくらいに

全ての処方を行いました。
全ての問題が快方に向かいました。

と連絡がありました。

ちょっと出来過ぎの時もありますが
逆にいえば、これくらい原因がピタリとはまれば、解決も早いことは良くあることです。

これは本当に不思議なことで
この不思議さの感覚は体験したものにしかわからない世界です。

私はあまりに慣れすぎて、ちょっと麻痺している感もありますが
よく考えると、やっぱり不思議だなと思います。

では、また🫡

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風水コンサルティング見聞堂
風水大学


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