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【風水体験記#49】近くに交差点がある風水

〈風水体験記の目次はこちら〉

こんにちは。常見多聞です。

今回は、建物の近くに交差点があった場合の風水体験記を1つ書いていきます。

交差点については、少し動画でも話しています。



交差点はかなり重要なポイント


既に書いてきているように、
日本風の誤解された風水は、
中国伝統風水の重要概念である「山水」を知りませんが、
中国伝統風水で交差点などは、「水口」といって、大変重要なポイントです。


上から交差点を眺めるとわかるのですが
複数の角度から、車がまさに交わるように集中して回ります。
渦巻きのようになっているわけです。
車は当たり前ですが、とても重量のあるもので、かつスピードもあります。
かなり気が集中して動くのです。
影響しないわけがありません。

水は財運を表し、場合によっては健康和合運に影響を与えて、その人の人生を左右してしまうこともあります。


大繁盛だった飲食店


あるお店の風水鑑定に訪問をした時、
近くに大きな交差点がありました。

いつもの通り、このお店の築年月と入口の向きを確認しました。

築年月と向きは必須の情報です。


向きに関しては、細かく見る必要があります。

三元三合羅盤


そして、このお店から交差点への角度(方位)も測ります。

羅盤で測定している様子


このように細かく見て、わかってきたことがありました。

元々、このお店は大繁盛の時期があったということ。

しかし、今回の依頼の目的は、売上が大幅に下がってしまった、というところから来ていました。


同じ方位でも◯◯によって吉凶が変化する


このお店は過去に大繁盛していたのに、
鑑定当時は大きく売上が下がっていました。

その原因もこの交差点が大きく影響していましたし、

大きく売上が下がったのも、この交差点が大きく影響していることがわかりました。

なぜ、お店から同じ方位にある交差点が
良い結果につながったり、悪い結果につながるのか?

それは01で既に書いてきた内容そのものです。


そうです。時間が変化したからです。

中国伝統風水には、天人地という概念があり
これらが密接に1つのものとして絡み合っています。

たとえ、同じ方位にあるものでも
時期によってもたらす影響が異なるのです。

特に今回は、中国伝統風水の暦である
三元九運の変化によって
かつては近くの交差点が大吉であったのにもかかわらず
鑑定当時は暦が切り替わって凶に変化していたわけです。

20年に一度の変化が影響していました。


解決策には上中下がある


これは私の体験から来た独特の考え方なのですが
中国伝統風水の解決策には、上中下があります。

上が一番効果が期待できて
下が一番効果ぎ薄いものです。

この上中下は、ケースバイケースで中身が変化するのですが、

今回のこのお店の場合、お店の中のレイアウトや配置を変えることで、風水の改善をするのは下の策となります。

今回のお店の下の策である、レイアウトや配置の変更は、正直もたらす効果は薄くて、気休め程度になる可能性があります。

それくらい交差点はパワーが強いのです。

今回の上や中の策は、ちょっと労力がかかるもので、提案するのに少し躊躇しますが、
中の策は改装で、上の策は移転となります。

その時によるのですが、
最も楽な方法が下の策にになったり、
逆に上の策となることもあります。

中の策を採用


結局、このお店は以前からいつか改装をと思っていたらしく、改装をすることになりました。

改装をする際に、この交差点を味方につけるように組んでいき、改装後は売上が回復しました。

交差点はパワーが強いので、
味方につけると素晴らしい追い風となります。


ては、また🫡


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