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【風水体験記#87】親孝行の人の風水

〈風水体験記の目次はこちら〉

こんにちは。常見多聞です。

風水には、その人性質や本性がよく表れますが、
その中のひとつに、その人が抱えている大事なもの・苦労が見え隠れします。

今回はそのうちの1つのケースの体験記です。


ある自営業者のオフィス


ある自営業者の方のオフィスの風水鑑定に訪問しました。

大方は恵まれた環境で、少し手を加えればもっと伸びる、という要素が多く、大幅な改善が必要ということはありませんでした。

ただ少し気になったのは、自営業の方は大抵そうなのですが
仕事のことが頭から離れない様子で、ゆっくりと休めているのだろうか?
ということが気になりました。

自宅の風水の話をしようとすると、少し避けているようにも感じまして
自宅に何か事情があるようなので、その時はそれ以上は話すことはありませんでしたが、自宅の風水の影響で、このお客さんはゆっくりと休めていないのではないかと気になっている、といことだけ伝えました。

そう感じた理論的根拠は特になく、これはこれまでの経験からの勘です。

しばらくして満足いく結果となったようで、
自宅の風水鑑定も、とご依頼がありました。


自宅の鑑定に突入


この方は、ご両親と3人で暮らしていました。

以前は奥様も一緒で4人だったそうですが、離婚されていました。

原因は、ご両親の面倒をみることに疲れてしまったそうです。

ご両親は身体をいたわって生活する必要がある様子で、
いまはこの自営業者の方が一人で二人の面倒をみながら
自営業をしているという、ご苦労がありました。

中の風水の様子をみて、くるものがありました。


親孝行の配置


この方の家の風水は、ご両親が小吉の位置で寝ており、
ご本人は大凶の場所で寝ていました。

仕事をするなど、活動にはすごく向くのですが、寝るのには向かないのです。活発過ぎて眠れないし、寝ている時も仕事のことが頭から離れないでしょう。

こういう場所ね寝ることをあえて使う手法が本場中国の風水師の事例であるのですが、今回のケースでは明らかにお勧めできない、安めない、体調に支障がでやすくなる位置でした。

この家で寝ることが出来る位置は、ご両親のところと、ご本人の場所のみで、他は現実的に難しいレイアウトの家でした。

つまり、この方の無意識は、自分は後回しで、ご両親の健康を優先する、ということを願っている、ということがよく表れていました。

ただ、ご本人が寝ている位置は、夫婦和合には大凶で、離婚となることも致し方なかった、という感じです。他の家に住んでいたら、状況は変わっていたのかもしれませんが。。。


仕事が頭から離れず、体調に影響


よくよく話を聞いてみると、やはり体調へ支障が生じ始めていました。

この方はまだ若いので、ある程度体力はありますが、
やはり、ずっと毎日凶方位で寝ていると、身体へ蓄積されていきます。

体調の変化を感じたこともあって、今回の自宅の鑑定をご依頼くださったそうです。

仕事のことが頭から離れないのも、どんどん深刻化してきて、眠れなくなり、不安が常につきまとう。風水の寝る位置の影響は、やはり大きいなと、改めて感じました。

この家で出来ること最大限に生かす方法をいくつか組み合わせてアドバイスしました。
とりあえずは眠りの質があがってきた、と連絡があり、少しほっとしました。

これで寝る位置の状況が改善されたので、この方が毎日過ごす6~8時間程度の質が上がったということになります。


自己犠牲の上の親孝行ではなく、お互いに良い状態でありたいものです。


では、また🫡


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