14:HSP?
こんにちは、yuyaです。
今回の記事では、HSP診断を通した価値観について触れていきます。
HSPとは?
皆さん、HSPという言葉をご存知ですか?
これは、Highly Sensitive Personの略で、「とても繊細な人」を意味しています。
そんなHSPに当てはまる人には、以下の4つの特性があるといいます。
・考え方が複雑で深く考えてから行動する
・刺激に敏感で疲れやすい
・人の気持ちに振り回されやすく、共感しやすい
・あらゆる感覚がするどい
引きこもりで悩んだり、友人やお子様がもし悩まれている方は、ここに当てはまるか考えてみてください。
いかがでしょうか。
私自身、いくつかチェックリストを試しましたが、軽度のHSPという結果でした。
この結果について、2つの見方ができると思います。
1つ目は自身を見直すための診断として、2つ目は他人からどう見られるかを知る診断としての役割です。
HSPである人は内向的であったり、敏感であると言われることが多いそうです。
私は内気と言われますし、その自覚もあります。
ですので基本的には、HSPに近しい感覚を有しているといって良いでしょう。
このように精神的な傾向を診断してみることを、ぜひ引きこもっていて不安を感じるならば、やっていただきたいのです。
自分を知ることによって、自分がどう見られているかを考えることができるのです。
世の中のほとんどの人間は、人を見た目で判断します。
というよりも、見た目で判断せざるを得ません。
ですから、内面的な評価は第一印象にはあまり影響しません。
ですが、私自身がそうなのですが、
自分の内向的な性格を人に否定されるのではないか、
自分のような人間はまともに接してもらえないのではないか、
引きこもっていると、このように考えてしまうことが多いのです。
人に会わないうちに、まるで自分の状態を責められているような感覚に陥ってしまう。
人に会わないからこそ、他人を信用できない。
このような考え方から脱却するのに、上記のような診断は非常に有効です。
自分の思考の傾向を知って、自分の感覚とのズレを矯正する。
そして、診断結果が他人からどう思われるのかを理解して、振り返りましょう。
すると楽に考える道が見えてきます。
パターン化された行動
もし提示された結果通りの行動や評価を受けているのならば、
皆パターン通りに動くロボットのように感じませんか?
こうした考え方は、人間関係を非常に楽観的に捉えられるようになります。
引きこもりの原因として多い、人間関係の問題。
HSPに当てはまるとお考えの方ならば、
その辛さを共有できるのではないでしょうか。
ちょっとしたことで自分の心象が変化してしまったり、
行動にも一貫性が保てなかったり、
そんな自分を責めてしまったり。
私たちは社会に生きているので、誰とも接することなく暮らすことは不可能です。
在宅で仕事をしていても、オンラインでやりとりをしなければなりません。
実際に会う会わないに関係なく、人間関係からは逃れられません。
ですから、その負担を少し軽くするためにも、
人がどのように行動するのか、どのように感情が推移するのか知っておくことは、
上手く世渡りをしていく近道となります。
HSPはあくまで例ですが、
自分の行動にも、他人の行動にも、理由があって結果があります。
人間関係を築くのが苦手な方に多いのが、
他人に気を遣いすぎる、
他人の意見が怖い、
といったものです。
私自身も人と話すことが苦痛に感じるため、
人と話をすることに恐怖を感じます。
ですが、気になる診断を受けてみたり、関連する書籍を読んでみたりすると、
人間の行動パターンが見えてきます。
ロボットと話していると思えば、気が楽になりませんか?
自分自身もパターン化された通りに動いていると知ると、
少し面白くなります。
人間関係に疲れてしまった、不安がある、
そんな方は上記のような診断を利用して、
客観的に人間を見てみることも、助けになるかもしれません。
つづく