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02:落ちこぼれていく感覚に

こんにちは、timberです。

今回の記事では引きこもるように、なってしまった私の、日々の過ごし方を振り返ります。

人目が気になる

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高校になんとか合格したものの、

中学から成績が落ち続けている中でアイデンティティーを失い、

こんなはずではない、というプライドと、

こんなダメな自分を周囲は馬鹿にしている。

という考えが、頭を支配していました。

今考えれば、ただの被害妄想ですし、

誰も自分のことなど気にしていません。

そもそも、高校になって初めて会う人がほとんどなのに、

自分の成績のことなど、分かるはずもないのですが、

当時の自分はそのことにも気づけませんでした。

家から出なくなる

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恥ずかしながら、高校を休む連絡は、

母親がしてくれていました。

それまでも中学を休みがちになっていたので、

連絡はいつも母親がしてくれていました。

本当に情けない話です。

始業式後すぐに行かなくなってしまったので、

私の顔を覚えている生徒など、いなかったでしょう。

私自身、同級生と呼んで良い人は一人もいません。

ですが、担任の先生はそうもいきません。

来なくなってしまった私の、今後の意思を確認する必要があります。

母親を通して、私は退学の意思を伝えました。

その当時は何も考えていませんでした。

とにかく逃げたい。

ダメな自分を考える時間から逃げたい。

この時から私は、逃げる性格に拍車がかかります。

人が怖い

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日本には飛び級がありません。

ですから年齢イコール学年です。

そして、学校に通うのが当たり前です。

その後の人生で私は、

「高校どこ行ってたの?」

「高校は部活何やってたの?」

こんなありふれた質問にも、

答えられなくなってしまいます。

ですが問題なのは、

相手に気を遣わせてしまうということです。

ただでさえ人と話すのが苦手な私は、

仲良くなろうと声をかけてくれた人を遠ざける要素を、

また一つ作ってしまいました。


03に続く