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カフェ風車・生そば処水車のこれから

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1965年12月1日。広島駅ビル開業と同時に創業した風車・水車の今までと、これからを三代目がつづっていきます。
運営しているクリエイター

#喫茶

広島バスセンター 喫茶軽食 風車

広島バスセンター 喫茶軽食 風車



広島バスセンター7階の喫茶軽食風車が開店したのは昭和49年10月10日。

6階は紀伊国屋さん、8階はおもちゃ屋さん。
初代風車の写真がほとんどなく、貴重な写真がみつかりました。

手前右端にすこーし見えるのが電力で動く風車。
6階からエスカレーターを昇ったところが入口でした。

当時から通路に面したところはオープンスペースだったようですね。
きらびやかな感じが時代を表わす喫茶ですね。
こうい

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喫茶店 ココ

喫茶店 ココ

「どこにおるん?」
「ここよ、ここ。」
「じゃけぇ、どこねぇ??」
「ほいじゃけ さっきからいいよるじゃん。
 ココよ、ココ!駅の三階の」
「あ~、ソコね。ほいじゃいまからいくけん」

おそらく、1965~1970年前半の会話。
当時は携帯電話がなかったので上のように
店内で受けた電話、という感じではないでしょうが、
公衆電話からの受け答えはああいう感じだったのかな??

広島駅ビルにあった風車の

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喫茶軽食 風車

喫茶軽食 風車

カフェ風車は1965年12月1日に広島駅ビルに創業しました。
当時は国鉄。
しかし、1965年12月1日に開業した広島駅ビルは民間企業も入居できる
「民衆駅」として開業したのです。

戦後、原爆で背中一面にガラスがささった一人の青年と
その看護を担当した女性看護師がいました。
結婚した二人は大阪でかつお節屋をはじめます。

屋号は独立までお世話になった会社から受け継いだ
「三吉屋食品」。
いまのカ

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