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塔を取り寄せてみました。

こんにちは、匤成です。先日、購入本を紹介しましたが、歌人のお二人は「塔短歌会」に所属しておられます。松村先生は「現代短歌社賞」の選評会を読んでいて、”読み”(歌意を理解しようとすること)を、作者の意図に寄り添おうとしているところに好感を持ったからです。

吉川先生は、「石蓮華」の自選短歌が良く、歌集自体も私の好みに合う構成がされていて良さそうだったので、指導を受けるならこのお二人が良いと塔を取り寄せてみたのです。

塔短歌会は、会員数1100名以上

塔は、全国に1100名を超える会員を擁していて、最近は、若い世代の歌人が頑張っています。「飛び散れ、水たち」で話題になった近江 瞬さんも塔短歌会です。

結果から言うと、私が興味を持ったお二人はともに選者や添削の先生ではありませんでした。松村先生は「塔」結社誌の編集長をされていて、吉川先生は塔の主宰になっておられました。どちらかに教えを請いたいと思っていたのですが、現在は選歌も持ち回り制、添削の先生はまた別におられるとのことでした。

一般会員でみると、未来短歌会は半年11.000円,塔は半年9000円ですが、塔は添削料が発生するとのことでした。一方的に未来短歌会は高い!と感じていたのですが、固定の選者に添削料込みでその値段だったのかもしれません。塔短歌会の添削の先生方は誰ひとり存じ上げませんでした。

「塔」の誌上は、会員数の多さゆえか、たくさんの短歌が並んでいました。皆さん全体として生活詠が多くて、破調だ何だと気にせずに詠いきっています。”創作された連作” 空想の物語ではなさそうでした。私は語れるほどの濃い人生は送っておらず、旅行にでも行けば自信をもって発表できる歌が作れる傾向にありますが大抵は空想です。もしそれがあまり歓迎されていないとしたら、詠うものがなくなってしまうと思いました。

パソコンでの詠草は許可されていないのかも

2019年11月号を見本誌として頂いたのですが、全国大会の様子が特集されていて、歌論などではなかったのが残念でした。そして詠草はパソコンでの提出は許可されていない様子。添削を依頼する時にはメールでも良いそうですが、さしあたり詠草提出にパソコンでも良いとは書かれていませんでした。

というのも、自筆が大きくて詠草用紙に収まるかが不安だったからです。取り急ぎ入会したいわけではないのでゆっくり考えたいと思います。匤成でした。


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