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note詩歌を集めましょう

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noteで「詩歌」カテゴリーができるまで、noteに投稿されている詩や短歌、俳句なんかを集めていきましょう。皆さんが見つけた詩歌の投稿、詩歌に関する研究論文など、自由に登録して、…
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#創作

六本弦で鳴かせた木魚の声

騒めきだけが、耳鳴りを掻き消して 胸の締め付きも、気がつけば幻のような。 弾きながら 泣き…

Smoke
3年前
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🗼昭和っぽい情景の絵🎨「遠い記憶の時間✨🎪📸🍀」

「遠い記憶の時間✨🎪📸🍀」 アクリル画 秋野あかね 「遠い記憶の時間✨🎪📽🍀」 夕暮れ…

🗼昭和っぽい情景の絵🎨「夜の汽笛✨🚇🍀」

「夜の汽笛✨🚇🍀」 「夜の汽笛」 夜も深けて  布団にもぐっていると 辺りは シーンと …

今は唇の、めくれた皮を数えながら

この寒さも、震えも、重ね着も あと少し流れたら奥ゆかしい梅が咲く 遭難した山の残雪が溶けて…

Smoke
3年前
59

「悠久」

果てしなく拡がる宇宙には 無限の星があり 地球はその中の たった一つの星に過ぎず 地球の…

U
3年前
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光に向かう、すべてが。

いくつも過去を重ねてみた。 何度も考え直してみた。 愛することに臆病になりながら ゆっくり…

Smoke
3年前
63

書いて折った紙飛行機を飛ばして

転ぶ、落ちる、足先から沼に入る、 ゆっくり沈む、足が抜けない もがけばさらに重みを増して沈む。 動くのをやめた、それでも沈む。 泥が腰まで浸かっていく。 もう進むことも戻ることも出来ない。 声を上げた、多くの人が素通りする。 沈む。体温を奪っていく、冷たい。 諦めるか、まだ両手は動く。 書いた紙飛行機を沢山飛ばした。 特攻隊が誰かに届いた。 沈む。まだ書ける。 誰かから声を掛けられる。 誰かからロープが投げられる。 脇の下に巻き付けるも抜け出せない

ファンタジー詩・狂った時計台の街

「狂った時計台の街」 美しく立派な 時計台の ある街があった その時計台は有名で 国中…



「鳥と少年」

鳥は じめんを あるく少年をみて かわいそうに おもい

少年は くちばしか つかえない 鳥をみて あわれんだ

少年は つばさがほしいと つぶやき

鳥は てがほしいと ささやいた

ふたりは 友になったが

やがて 少年は 空にのぼり 鳥は 地にねむった

雪が降らない北風に凍えて

心に火が灯る。 呼べばすぐに会える夢の欠片は 思い出に少し合わせてはめてみるパズルのピース…

Smoke
3年前
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冬支度の温もり、それは

寒さがじわり、身に染み入る季節は 重ねた衣が、一つの布団で重ねた人が 恒例行事のような木枯…

Smoke
3年前
63

脱皮

爛れた皮膚に昨日、鱗が生えていた 光を反射して虹色に光るわたしの左腕 あなたの脚を掴んで…

SFファンタジー詩「流星ロボット」  第2話

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第1回ノートノベリスト詩詠み会応募作「赤くて、赤くて、赤い」

はじめに ようこそ、おいでくださいました。 初めましての方が多いかと思います。 幸と申します。 このたび、匡成深夜さんの「第1回ノートノベリスト詩詠み会」に挑戦してみようと思い、詩を詠みました。 私の願い、家族や友人の願い、出会ったことがない方々の願い、また架空の人物の願い…… 人により、その願いの大小、強弱、温度、そして色合いは異なります。 今日は、大きく、強く、熱く、燃えるような赤い色の願いを。 叶わぬと、分かっているからこそ、知っているからこそ、心が哀しく燃え続け