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第1回ノートノベリスト詩詠み会応募作「赤くて、赤くて、赤い」

はじめに

ようこそ、おいでくださいました。
初めましての方が多いかと思います。
幸と申します。

このたび、匡成深夜さんの「第1回ノートノベリスト詩詠み会」に挑戦してみようと思い、詩を詠みました。

私の願い、家族や友人の願い、出会ったことがない方々の願い、また架空の人物の願い……
人により、その願いの大小、強弱、温度、そして色合いは異なります。
今日は、大きく、強く、熱く、燃えるような赤い色の願いを。
叶わぬと、分かっているからこそ、知っているからこそ、心が哀しく燃え続ける……
そんな願いを、お聞きくださいませ。

赤くて、赤くて、赤い(詩)

赤が揺れる
西の空
沈みゆく太陽が
一日の終わりを
惜しむように
天を染めあげていく
願わくば

赤が色づく
照れた君の頬
薄く淡く色づいていた
その頬が愛しくて
もう一度
思いを言葉にしてみた
願わくば

赤が繋ぐ
君と私を結ぶ糸
断ち切られることなく
阻まれることなく
願わくば
もう一度
君に逢いたい


ありがとうございました。

同じテーマでも、十人十色ですね。
詩詠み会、とっても楽しいです。
一人ひとりの感性がきらきら光っていて。

素敵な企画をありがとうございます。






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