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過負荷の原理

練習を組み立てる上で、一番大事になってくるのって「目的」だと思います。
どこに向かって強化するのか?と言うので内容はガラリと変わってくると思うので。
で、私に関して言えばそれは「強くなること」でそこからスイム〜とかスピード~ってなっていきます。

んで。
最近抜けていたので自戒の意味も込めて、今日はトレーニングの3原理の一つ「過負荷の原理」について書いてみようかなっていう感じです。

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まあ、と言っても「トレーニングの3原理」は少しでもスポーツに触れていれば、なんとなく体感できていることを言語化されているものなので、実はあまり意識してやる必要もないと言いますか。
よっぽど変な練習立てない限り、この原理には則った形になります。

「過負荷の原理」は、体に一定以上の負荷を与えるとそれに耐えられるように、身体能力が変化すると言うもの。
よく「骨を折ると強くなる」って言われますがそれと似てます。(骨が本当に強くなるのかは知りませんが)
実際の練習に当てはめると、10kmまでしか走れない人が20km走る練習をすれば、20km走れるようになるって感じです。実際はそう単純な話でもないですが…。

で、この原理が何に役立つのかというと。
例えば、10km走るタイムを早くしたいと思います。
そうなった時に、30kmをゆっくり走る練習ばかりしても意味ないよって話です。
タイムを上げたいなら、例えば少し短い距離、5kmとか3kmをスピード上げて走る練習も入れなきゃいけないよって話です。
3kmの通過が10分じゃなきゃいけないのに、3kmは12分でしか走れませんって言うと意味ないよねって話です。

私は練習を組む時、ざっくり「スピード」を鍛えるのか「スタミナ」を鍛えるのかでメニューをカテゴリ分けしています。
先程の10kmのタイムを上げるような場合だと、「スピード練習」は週の3割、「スタミナ練習」は週の7割みたいな。

これが3kmのタイムを上げるとなるとこの「スピード」と「スタミナ」の割合も変わってきます。
要は、向上させたい能力を決めて、それを今持ってる能力以上の負荷のかかる練習をしてやれば、強くなるよって感じです。
私の中では、この「過負荷の原理」が一番下の土台の部分となって、その上に休養だったり化学的メニューだったりといろんな要素が積み上げられていくことで「練習」が出来上がるイメージです。

まあ、自分で練習組む方、コーチが組んでくれる方、皆さん今までの練習を振り返ってみると、ほぼ必ずこの原理には則る形を取れているはずです。
それくらい、当たり前というか、わざわざ言葉にする必要も…って部分なのです…

ですが!
知らずに練習するのと、知っていて練習するのでは、僅かですが違いの出る部分でもあります。
私の持論というか方針として、「知識には質量(重さ)が無い」と言うのがあります。


皆さん、体重結構気にしますよね。贅肉はなるべく無い方が良いです。
トライアスロンも前に体を進める競技なので、必要最低限以外の重さは無い方がいいです。
ですから、いらない分の脂肪は削ぎ落としますし、自転車やランニングシューズも軽量化されます。
ですが、知識には重さがありません。
学生時代、英単語を覚えたからって、体重が増えることはありませんでしたよね。
「いつかどこかで使えるかも」が知識に関してはほぼノーリスクで行える訳です。

なので私は知識を「蓄える事」には抵抗がないです。
しかし、その知識を「使うかどうか」は、さまざまなリスクや、いわゆる「頭でっかち」の危険性も出てくるのですが…。そこは別問題と捉えています。


知らずに損することはありますが、知っていて損することは殆どないです。
逆に知っていて得することはありますが、知らずに得することは殆どないです。

はい。
着地点を見失いましたが、そう言うことです。笑

と言うわけで今日はここまで!
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それでは!

トライアスロンーーー!!!🏊‍♂️🚴‍♂️🏃‍♂️🥇