見出し画像

1ヶ月前!!!

皆さんこんにちは!
気づいたら日本選手権まで1ヶ月切っていた!古山大です。

さて、1ヶ月切ったってことなんですが、今の時期が練習一番きついかもしれないです。気持ち的にも体的にも。
今までもハードに追い込む練習はもちろんしていて、それぞれ目的に応じてしっかり追い込んでいたわけなのですが、レースが近づいてくるとやっぱり「もっともっと」が顔を覗かせてきます。

「目標の順位にこれじゃ足り無さそうだ。」
「タイムをもっと上げたい」
「コレじゃ、苦しい展開に追い込まれかねない。」
そういう不安が後押しして、知らず知らずのうちにやりすぎたり、疲れが溜まりすぎたりしてしまいます。
こういうところは、コーチをつけていない分、自分で気づいて管理しなきゃいけない部分なのですが、なかなかこういう不安定な状態の自分を外側から見つめるのって難しいですね…。

自分のことでもこんなに気づかないのに、他人である選手のこういう事に気づいて、その上で選手ごとにパーソナルな対応をしていかなきゃいけないコーチって立場の人達はやっぱりすごいと思います。自分で自分をコーチングするようになって、改めてコーチの大変さや凄さを感じています。
(気が利かない僕には絶対できないなぁ。笑)

パフォーマンスを発揮する、その準備をする、というのが選手に求められる資質だとするのなら、コーチに求められるのは選手がそれが出来る状態にあり続けられるようにサポートすることなのでしょうかね。
特にトライアスロンはサッカーや野球の監督と違って、レースが始まってしまうと、競技そのものに口を出すことができなくなってしまいます。
準備の過程にしか選手に関われない、選手もスタートまでしか頼ることができない。
なんというか皮肉なもので、今みたいに好き勝手やらせてもらえる立場になって、ようやく見えてきたものが沢山あります。

僕がコーチにしてもらいたい事、それを僕は自分で自分にしなければなりません。
まあ、でもまだまだ力不足で色んな人に頼って助けてもらわないと、成り立たないんですけどね。
スタートしてしまえばトライアスロンはたしかに一人ですが、その不安を四六時中味わう必要もないのかなと。
始まってしまえば独りだからこそ、それまでの過程では色んな人に頼って、いろんな事を教えてもらって、いろんなことに触れて、独りになったとき使える手札を増やすのがいいのかなぁと。

小さし頃からうんざりするほど聞かされていた「感謝」っていうのが、ここに来て、レベルアップにいちばん大切なものとして目の前に現れた私です。
人と人が関わる以上、リスペクトが無いと誰も得しない関係になっちゃいますからね。

そんな感じで、うだうだ考えるのはここまで!また明日から練習だー。
それでは!

トライアスロンーーー!!!🏊‍♂️🚴‍♂️🏃‍♂️🥇