「だって」「でも」「どうせ」は動きを止める?!
こんにちは。
人材育成スペシャリスト
古谷治子(ふるやはるこ)です。
言葉が脳に与える研究、分析をなさっておられる人工知能研究者がいらっしゃいます。
この研究が実におもしろい。
語感を脳がどう受け止めるのか。
単なるイメージではなく、言葉を発するときの口腔内の物理現象が脳の感性へとつながっているのです。
その一つ、「だって」「でも」「どうせ」など『D音』の言葉は動きを鈍くするとか。
ざっくり説明してしまうと、『D音』を発する時は舌が大きく膨らんで振動します。その重い動きが身体を動かす負担になるというのです。
ネガティブ、否定的などの語感には実際に物理的な理由があると知ると、D音の否定的ワードには注意しようと思いますね。
「どうせダメだろう」「だって〜〜だから」「でもきっとダメって言われそう」
難しい課題を前に、これらの言葉遣いを多発すると、やる前から自然とストップがかかってしまうのです。
最近、物事が動かないなと感じる皆さん、社内で使う「D音言葉」にちょっと気をつけてみませんか。
新人や若手ならともかく、上司が否定的ワードを多発すると、部下のやる気を奪ってしまいます。
立場が上になるほど、発言が周囲に与える影響について考えておきたい。ちょっとした知識と意識で、社内の動きが変わることもあるのです。
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株式会社マネジメントサポートグループ代表取締役社長
一般社団法人 日本講師協会代表理事
文京女子短期大学英文科卒業後、東京放送、中国新聞社での実務を経て人材育成コンサルタントとして独立。1993年、株式会社マネジメントサポートを設立。その後、株式会社リサーチサポート、株式会社マネジメントオフィス、株式会社マネジメントサポートグループを設立し、5社を経営。
企業の課題解決型研修が支持を集め、全国のシンクタンクを中心に4,000回以上の登壇を行うCS対応教育の第一人者。マナー指導者育成にも力を注ぎ、後進講師の育成にも力を入れている。東京商工会議所女性会理事、日本講師協会理事歴任。マナーやビジネス書を中心に著書は40冊以上。