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一言でこんなに変わる

こんにちは。
人材育成スペシャリスト
古谷治子(ふるやはるこ)です。

今年も残すところあと2か月になろうかとしています。
年末に向けてますます忙しくなりますね。

忙しい中、仕事を円滑に進めるには
周りの人とのチームワークはとても大切です。

そこで、誰かに何かを頼むとき
皆さんはどんなことを意識しておられますか?

気持ちよく承諾してもらうために
相手に配慮したお願いのしかたを心がけておられますか?

まずは依頼をするときの基本的な流れです。

ステップ1:話を切り出す前に
本題に入る前に「実はお願いがあるんだけど」
などのクッション言葉を使いましょう。
いきなり要件を伝えるのは失礼です。

ステップ2:依頼の要件を伝える
簡潔にまとめて、わかりやすく伝えます。
いつまでに、何を、どうして欲しいのかを
具体的に話します。
お願いしたい理由を伝えることもできますね。

ステップ3:お願いの言葉でまとめる
最後に「どうぞよろしくお願いします」という
お願いの言葉でまとめます。
気持ちを込めて、丁寧に伝えることがポイントです。
引き受けてもらえたら、お礼の言葉を忘れずに!

「~していただけますか?」
「お引き受けいただけるとありがたいのですが」
「ご協力いただけますと幸いです」
など相手を気遣う言葉で丁寧にお願いします。

「無理を承知でひとつお願いしたいのですが」
「お手を煩わせて恐縮ですが」
「勝手なお願いで申し訳ありませんが」
「突然のお願いで恐縮ですが」
「お知恵をお借りしたいのですが」

このようなクッション言葉をいくつご存知ですか?
たった一言ですが、印象は大きく変わります。

また、上司や先輩に何かをお願いする際には
「○○さんでしたら、良いお知恵をいただけると思って…」
など、頼りにしていることを伝えることもできます。

気持ちよく承諾してもらうために
相手の状況や気持ちに配慮が伝わる
お願いの仕方を心がけましょう。

それだけできっとオフィスでのあなたの評価も変わるはず!


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教育プログラムをご提案しています。
ご検討いただければ幸いです。

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株式会社マネジメントサポートグループ代表取締役社長
一般社団法人 日本講師協会代表理事

文京女子短期大学英文科卒業後、東京放送、中国新聞社で9年間の実務を経て人材育成コンサルタントとして独立。1993年、株式会社マネジメントサポートを設立。その後、株式会社リサーチサポート、株式会社マネジメントオフィス、株式会社マネジメントサポートグループを設立し、4社を経営。

企業の課題解決型研修が支持を集め、全国のシンクタンクを中心に4,000回以上の登壇を行うCS対応教育の第一人者。マナー指導者育成にも力を注ぎ、後進講師の育成にも力を入れている。東京商工会議所女性会理事、日本講師協会理事歴任。マナーやビジネス書を中心に著書は40冊以上。


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