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はっきりと、でも気まずくならないスマートな断りの言葉とは

こんにちは。
人材育成スペシャリスト
古谷治子(ふるやはるこ)です。

相手に気まずい思いをさせるのでは、と心配になったり、仕事の評価が下がったり嫌われたらどうしようと心配になって上手に断れないことがありますか?
断りの言葉というのは、なかなかはっきりとは言いにくいですよね。

相手を不快にさせないコツを掴んでストレスを軽減しましょう。

■クッション言葉でソフトに
「無理です」とストレートに即答するのではなく、クッション言葉を使いましょう。
「残念ですが…」
「せっかくのお話なのですが…」
など、お詫びの気持ちをこめた一言を添えるなら印象がだいぶ変わります。

■断りの理由の伝え方
断りの理由をきちんと伝えるのも相手へのマナーです。
必ずしも詳しく伝える必要はありません。
「どうしても都合が悪くて」
「はずせない用事があって」
など、かどのたたない理由を伝えるだけ十分です。

■気配りのひと言を
「他のことでお役に立てることはありませんか」
「お受けしてかえってご迷惑をおかけしまうことになってもいけませんから」
といって気配りの一言を添えることができます。
プライベートやランチのお誘いなら「誘ってくれてありがとう」と先にお礼の気持ちを伝えたり、「○日頃なら」と代案を示したりするのも良いですね。

■即答できないときは期限を決める
断る気持ちがはっきりあるのなら、自分自身のためにもその場で断ってしまうのがベストです。
返事を先延ばしにするのは相手にも迷惑ですし、どんどん断りにくい状況になってしまいます。信頼を損ねることにもなりかねません。
しかし、いつもいつも即答できるわけではありません。

「少し考える時間をいただけますか」
と伝えた後に
「いつまでにお返事すればいいですか」
と期限を確認します。
その時は、必ず期限を守って返事をしましょう。

相手への配慮を感じさせる言葉選びで上手に断ることができたら、これであなたもコミュニケーションの上級者です。

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株式会社マネジメントサポートグループ代表取締役社長
一般社団法人 日本講師協会代表理事

文京女子短期大学英文科卒業後、東京放送、中国新聞社で9年間の実務を経て人材育成コンサルタントとして独立。1993年、株式会社マネジメントサポートを設立。その後、株式会社リサーチサポート、株式会社マネジメントオフィス、株式会社マネジメントサポートグループを設立し、4社を経営。

企業の課題解決型研修が支持を集め、全国のシンクタンクを中心に4,000回以上の登壇を行うCS対応教育の第一人者。マナー指導者育成にも力を注ぎ、後進講師の育成にも力を入れている。東京商工会議所女性会理事、日本講師協会理事歴任。マナーやビジネス書を中心に著書は40冊以上。

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