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知って備えれば、憂いなし

こんにちは。
人材育成スペシャリスト
古谷治子(ふるやはるこ)です。

とあるラジオの番組で知った話。

思春期の心の揺れは、脳の左右にある「島皮質」の成長と関わりがあるそうです。
島皮質は心の不快感や痛み、無力感と関係する場で、10代は骨がギシギシと成長していくように、島皮質の発達によって理由なき感情が湧き出すとか。同時期に、それら不快感の調整を果たす部分も発達するそうで、この折り合いによって感情の発露や行動には個体差が出るのだとか。
 
なるほど! 
理由なき心の痛みは脳の発達であり、同時に折り合いをつける場も成長するとは、なんて人間はうまくできているのでしょう。

とても腑に落ち、スッキリました。

何事も、「なぜ」という理由が分かれば納得がいき、予測や対処ができるもの。
思春期でなくとも、自分がどういう時にイラっとするか、あるいは慌てるか、その時、自分はどうなるか、(たとえば顔や肩の筋肉がどう緊張するかなど)、自分自身の変化を知っておけば、「また出たな」とクールダウンでき、イライラも減るはず。

これは上司や部下にも言えることです。
「イラついている」「なんだか怒っている」と感じるのはどういう時か、見た目のどんな変化が現れるのかを客観視できれば、相手に巻き込まれることなく冷静になれるかもしれませんね。

部下指導のコツの一つを知りました。

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株式会社マネジメントサポートグループ代表取締役社長
一般社団法人 日本講師協会代表理事

文京女子短期大学英文科卒業後、東京放送、中国新聞社で9年間の実務を経て人材育成コンサルタントとして独立。1993年、株式会社マネジメントサポートを設立。その後、株式会社リサーチサポート、株式会社マネジメントオフィス、株式会社マネジメントサポートグループを設立し、4社を経営。

企業の課題解決型研修が支持を集め、全国のシンクタンクを中心に4,000回以上の登壇を行うCS対応教育の第一人者。マナー指導者育成にも力を注ぎ、後進講師の育成にも力を入れている。東京商工会議所女性会理事、日本講師協会理事歴任。マナーやビジネス書を中心に著書は40冊以上。

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