娘観察(お片づけ編)
うちの娘は今4歳です。
家では小さなお母さんです(笑)
夢は「おねえさん」になること。
あとは「プリキュア」になること。らしいです。
子どもにとって「おねえさん」という少し上の存在って憧れなんですよね。
「少し上の人にあこがれる」
これは教育にとって大切なキーワードですね。
ちなみに弟の方に夢を聞くと、
「パ(ア)ンパンマン!」と力強く(笑)答えます。
ちなみに何を聞いても息子は
「パ(ア)ンパンマン!」と答えます。
先日娘が
「大きくなったらパパと結婚する~!」と言いました。
ハイ。自慢です(笑)
すると妻が息子に聞きました。
「○○(息子)は誰と結婚するの?」
もちろん流れでは「ママ」というべきところ。
しかし、彼は力強く答えます。
「「パ(ア)ンパンマン!」」
チャペルを想像すると笑えます。
まあ、そんな個性的でおもしろいわが家なのです。
冬休みで子どもと接している時間が増えると、
「お母さんってこれを毎日面倒見てるのね…」
と思える場面がたくさんあります。
我が家では寝る前におもちゃをきちんと片付けるルールがあるのですが、これを片付けさせるのってなかなか大変なんですよね。
子どもってすごく手際が悪いのでめちゃくちゃ時間がかかるのです。
「もー!早くやれぃ!!」
なんて言いたくなることもしばしば。
なので、今日はどっしりと腰を据えて、「観察」してみることにしました(笑)
今日のテーマは
であります!こういう気分で見ていると、なんかおだやかな気持ちで見れるから不思議ですよね。
ステップ1:「置く場所を決めろ!」
娘はまず、目に付いたものから片っ端から片付けていきます。
とりあえず目の前にあるもの!次はこれ!次はこれ!
すばやくやるのですが、その動きが「ピタッ」と止まる時があります。
それは…
「どこに片付ければいいかわからない」時です。
そして、うろうろし始めます。
そして適当におきます(笑)
しっかり置く場所を決めておけば、タイムロスも防げると考えられます。
大人が決めることも大切ですが、最終的には自分で決められるところまで導いてあげたいですね!
ステップ2:「集めろ!」
娘は常に一生懸命です。
小走りで息を切らせながら片付けます。でも…
「全然片付かないんです!」(涙)
だってビーズを1個拾ったら、隣の部屋のビーズ入れにダッシュ!!
また戻ってきて、またビーズを一個拾って、隣の部屋にダッシュ!!!
ビーズを5つぐらい拾うとへとへとです(爆笑)
ここで大切な技術は、
まずはちらばっているおもちゃを部屋の真ん中に集めることですね。
お買い物カゴをもたせて、おもちゃ拾い屋さん(なんだそれ?)をさせて
散らばっているおもちゃを部屋の真ん中へ!
集めたところ以外はきれいになるから、モチベーションあがる~!!
ということで、おうちの中のシャトルランを阻止することが実現!
ステップ3:「でかいものを撤去せよ!」
次に娘は何をするのかな~?
そんな風に見ていると、やっぱりビーズを拾い始めました(笑)
自分の大切なもの、好きなものはしっかり片付けたいという思いなのでしょうね。
しかし、ビーズを拾って片付ける。
しかし、違うおもちゃのかげからまたビーズ発見!
また片付ける。また発見!…という無限ループ。
そこで必要となるのが
「でかいおもちゃをさようなら!」です。
集まってきたものの中にはかなりでかいものが混じっています!
まずはこれをお片づけ!
すると、小さいものが見えるようになります!
でかいものがなくなって、こまごまとしたものが見えるようになってきたぞ!
ステップ4:「お友達にわけろ!」
「よし!もう大丈夫だろう!」
そう思って目を離そうとすると、また室内シャトルランが始まりました(笑)
そこでお友達わけをすることにしました。
この「分類」の作業。結構頭を使います。
「本の仲間」「ブロックの仲間」「人形の仲間」「ままごと道具の仲間」「磁石の仲間」「パズルの仲間」「隣の部屋にもっていくものの仲間」・・・などなど。
分類のしかたで変わってくるものもあるので、これは何回か一緒にやって、きちんと教えてあげようと思います。
ステップ5:「できるじゃないか!!」
実はここが一番大切。
きれいになった部屋を見渡して、「きもちいいね~!」と言います。
そして、
といいます。
基本「褒める」のではなく「認める」ですね。
娘はニコニコ。お互いに気持ちがいいです。
まとめ
さてまとめです。
娘のお片づけ観察をしていて思ったこと。
それは、
「教えるべきものはきちんと教えなければならない!」
ということですね。
「がんばれ!」「しっかりやれ!」というのも大切ですが、
なぜ動けないのかをしっかり看取る。それが大切。
う~ん。自戒を込めてですが。
ここにお友達がいたら、また変わってきます。
協同学習を学んでいても、「教える」「看取る」ことの大切さは己に問い続けたいですね。
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