気付き 畑の雑草を抜きながら
小さな畑をやっています。
本当に小さな小さな畑です。
本業というわけではなく趣味として。
仕事の合間や空いた時間を使い時々畑で野菜の世話をしたり
土いじりを楽しんでいます。
雑草を抜く機会が多々あるのですが地味な作業なわりに
というか地味な単純作業だからなのかとても集中出来るんです。
土の表面に出ている部分だけを引っ張ると土中に根が残り
日が経つと再び生えてくるのでシャベルで土を掘り返して
根ごと抜くようにしているのですが畑から雑草が消えるこ
とはありません。
数日すると生えてくるので抜く。
また生えてくるので抜く。。。を繰り返します。
あるときいつものように雑草を抜きながらふと思ったこと
があります。
雑草って人の癖(悪癖口癖)に似ているなぁって。
考え方の癖とも言えるのかな。
ほったらかしておくとどんどん生えて(増えて)いくとこ
ろや畑を覆ってしまうと野菜を作る気持ちがなくなってし
まう(実りのない人生になってしまう)ところなど。
知らず知らずの間に身に付いている悪癖や口癖。
直そうと思ってもなかなか直らないことが多いですよね。
私の場合は怒りの感情。
ちょっとしたことでカチン!ときたりイライラしたり。
子供の頃はすぐに喧嘩してしまう子供でした。
手には出さないもののイライラとした感情のはけ口とし
て母や妹に酷いことを言ってしまうことも多々ありまし
た。
負の感情が負の感情を呼び覚まし止めることの困難な野
火のように広がってしまう。
残るのは後悔の念とたくさんの傷。
「言わなければ良かった。。。」
今でもそう思うことが幾つか心に残っています。
ヨガや瞑想を学び始めて以降は大小様々な悪癖や口癖に
気付くようになり少しずつ修正を試みていてそのお陰で
上に書いた悪癖は少しずつ削がれてきているように感じ
ます。
でもまだ完璧ではありません。
当然ですよね。
命ある限り感情とはお付き合いをしていかなければなら
ないのですから。
でも放置したままだと悪癖は悪癖を呼び、無限に連鎖し
続けてしまう。
畑の雑草を根気よく抜き続けるように直したい悪癖があ
るなら何度でも何度でも根気よく直し続ける。
雑草を放置したら畑は雑草に埋まり野菜を撒くスペース
がなくなり収穫も出来ず畑の智慧や技術も身につかない。
人が持つ悪癖や考え方も放置すればそれが習慣になり環境
になりやがて人生となっていく。
心を放置しないこと。
悪癖を根絶できないまでも気が付きケアし直し続けること。
小さな積み重ねが小さな変化を生み、小さな変化は大きな
変化を呼び込んでくれる。
そう信じてコツコツやっていきます。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?