素敵な本との出会い▷大人の読書感想文▷読書にオススメの本紹介します☆①
◆読書するあなたにおススメする本は「諦める力」
今回おすすめする本は元陸上選手の為末 大さんの著書「諦める力」です。
タイトルに「勝てないのは努力が足りていないからじゃない」
とあるように勝てないのは努力が足りなかった結果だという日本的な
考え方を変えてくれる素敵な本なのです。
今何かに挑戦し続けているが結果が出ない人、また今後何か新しいことに
チャレンジしようとしているが一歩踏み出せずに思い悩んでいる人
そんな人たちに何かの気付きを与えてくれる本ではないかと感じました。
ではこれから、要点をまとめていこうと思います。
自分の生かせる部分の見極めだ
『目的さえ諦めなければ手段は変えてもいい』
『ダメなものはダメ無理ものは無理』
そう認めた上で自分の強い部分をどう生かすのかを見極め自分を
変えずに戦えるフィールドを探すことが重要である。
また『楽しみながら成長すること』それが成長への近道である。
自分の進む道を見極め何かを諦めるという選択だ
『続けることは果たしていいことなのか？』
そんな疑問を持ったことはないだろうか？努力すればどうにかなる。
そんな考えのまま成果を出せないでいる時は、自分の進む道を
キチンと見直そう。道は一つではないが一つしか選べないのだから。
何かを諦める選択をキチンとしよう。
自分の人生の横にある別の人生を意識することだ
自分の人生の横には別の人生が走っている。
その存在を意識することで、今の道に限界を感じたら諦めたとしても
いつでもその道にシフトすることができるそう意識することで
気持ちが少しでも楽になれる。また、もし切替をした場合でも
0からのスタートとは考えずに、すでに7割の所からスタートしていて
足りないものを埋めてゴールを目指す。そんな感覚を持つことが
重要である。
失敗を吐き出すことの重要性だ
失敗した直後つまり「記憶と感覚が鮮明なうち」に失敗した
原因について分析しその時思っている気持ちも一緒に吐き出すことが
重要である。失敗した体験を他者と共有することで自分を客観的に
冷静に分析することができる。また他者も疑似体験ができ経験の蓄積
に繋がる。つまりGive＆takeに繋がっていく大切な行動である。
自分だけの勝利条件の設定だ
成功と失敗はどう判断するのだろうか？
他人の評価を求めすぎず自分の幸せや満足につながる目標を
目指すことが大事だ。
自分が本当に勝ちたいフィールドにおいて勝利条件を設定することで
初めて戦略を生み出すことができる。
何をどう頑張るかを工夫するそんな努力も必要なのだ。
アドバイスの受け止め方だ
アドバイスは、どこまでいってもアドバイスなのだ。
時には酷評などは上手く聞き流すことも必要である。
また重要なのは、アドバイスを求めてその結果判断を迷い自分の判断
を先延ばしにすることはしてはいけない。最終的には自分で判断し
行動することが大切になってくるのだから。
仕方がないことだ
「仕方がないこと」に気付くことで「仕方があること」にも気付く
ことができる。つまり仕方がないことがある社会は素晴らしいこと
であるということを意味する。
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