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⑧作業時間の区切りを考える

当時は失語症について、言葉が出ない(出にくい)くらいの認識しかなく、事前に作成した手順書はメモを書きこむスペースを多くしましたが、お試し期間初日にケアマネさんから
『字は書けません』と言われ、作り直すことに。
試行錯誤を繰り返した結果、パッと見て分かりやすいように箇条書きにし、色を変える、字を大きくするなどの工夫をしました。




お試し期間の頃は会社が繁忙期であったため、ケアマネさんがaさんに付き添って仕事支援をしてくれたので助かりました。
会社側は作業内容などの説明をする程度で、ケアマネさんからその日の終わりに報告(ご本人の様子)を受ける形でした。

会社のトイレは数が多く、私のいる職場から離れている建物もあります。
入社後は基本的に1人での作業になるため、

  • どこでどんな作業をしているのかわからなくなる

  • 昼や帰りの時間になっても姿が見えない時に、声をかけられない

  • 慣れない作業で長時間は疲れやすい

  • 途中で様子を見にいきたい

  • ほかの仕事をお願いしたい

などを想定して、1時間ごとで区切れるように

  • 40分程度の作業をし、道具の整理や片付けをする。

  • 職場の座席に戻って10分程度休み、仕事を再開する

というサイクルにしました。

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